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【野々市】青空とどんぐりと、暮らしの気づき
11月4日(火)今日は一日、雲ひとつない青空が広がり、気持ちの良いお天気でした。朝の集団登校では、こどもたちが制服の上にジャンパーを羽織り始めていて、季節の移ろいを感じます。寒さに備えながらも元気に歩く姿に、こちらも背筋が伸びる思いがしました。 市役所東側の駐車場には、どんぐりの実がたくさん落ちていました。苔の上にぽとりぽとりと落ちたその姿に、秋の深まりを感じると同時に、最近の「クマが餌を求めて人里に下りてくる」というニュースが頭をよぎりました。どんぐりはクマの大好物。自然の恵みと人の暮らしの境界を、改めて考えさせられる光景でした。 午前は、総務産業常任委員会の打ち合わせがありました。総務部・建設部・地域政策部の各部長と、委員長・副委員長が集まり、報告事項4件の確認を行いました。市民生活に関わる内容も多く、委員としてだけでなく、一人の生活者としても気になる点を丁寧に確認しました。 11月の広報ののいちにも掲載されていましたが、12月7日(日)午前10時から、野々市市文化会館フォルテにて人権啓発映画『35年目のラブレター』が上映されます(無料)
中村せせらぎ
4 日前読了時間: 3分


【野々市】スポーツと文化の力を感じた一日〜文化の日の表彰式
11月3日(月・祝)文化の日に野々市市役所にて「野々市市表彰」および「野々市市教育委員会表彰」の贈呈式が開催されました。市議会議員として前列の来賓席にご案内いただき、皆さまの晴れやかな姿を拝見することができました。前列からのご様子、失礼いたしました。 教育振興表彰では、町内の中学生がリトルシニア野球選手権東海大会で優勝し、見事受賞されました。とても頼もしく、将来が楽しみです。弟さんも小学生ながら野球に励んでおり、兄弟での活躍が期待されます。 11時からは、「野々市市文化協会」「スポーツ協会」による表彰式が行われました。私が所属する野々市市山岳協会も、スポーツ協会表彰にて「スポーツ賞」を受賞いたしました。第77回石川県民スポーツ大会夏季大会・スポーツクライミング競技(壮年の部女子)での優勝が評価されたものです。表彰式に参加された野村さんは「選手、監督の方々ありがとうございました」と感謝を述べられ、会員の皆さんに表彰状とトロフィーを披露されました。今年のトロフィーはガラス製で、会員の皆さんからも「素敵!」と絶賛されていました。定例会でも改めて披露され
中村せせらぎ
5 日前読了時間: 2分


【野々市】子どもたちの発想と地域の彩りに触れて
11月2日(日)午前は、 自主防災会の年内最後の会議 がありました。来年度のリーダーは新しい方にお願いすることとなり、地域の防災力を次の世代へとつなぐ節目の時間となりました。これまでの取り組みを振り返りながら、継続と刷新のバランスを大切にしていきたいと感じました。 午後からは、 「ののいちマナビィフェスタ」へ。会場では、ステンドグラスの展示がとても素敵で、思わず足を止めて見入ってしまいました。絵手紙、編み物、折り紙など、どの作品も手が込んでいて、「いつも参加したい」と思える温かさと創意工夫 にあふれていました。 🧒 小学生によるSDGs提案と壁新聞表彰式 ののいちマナビィフェスタの中では、 小学生たちがSDGsに関連して市を良くする提案を盛り込んだ壁新聞の表彰式 行われました。たくさんの子どもたちが、それぞれの視点で野々市市の未来を考え、提言を形にしてくれました。その内容には、 大人では思いつかないような発想の転換 があり、驚きと感動がありました。先日、高校生が「子どもは大人と違って失敗を恐れない」と話していたことを思い出し、...
中村せせらぎ
6 日前読了時間: 2分


【野々市】共に楽しむスポーツと食、そして地域のにぎわい
11月1日(土)午前、野々市市民体育館で開催された「障害者スポーツ大会」に参加しました。サニーメイト、セルプはくさん、七星てんとう、くるーく、ののシティなど、地域の福祉団体が参加され、会場は笑顔と活気に包まれていました。開会後はラジオ体操で体をほぐし、続いて ボッチャのデモンストレーション に議員として参加させていただきました。 ボッチャは、障がいの有無や年齢に関係なく誰でも楽しめる、 パラリンピック正式種目のスポーツ です。3人1組のチーム戦で、白い目標球(ジャックボール)に向かって赤・青それぞれ6球ずつを投げ、どちらがより近づけられるかを競います。1エンドごとに得点を計算し、合計点で勝敗が決まります。 学校や福祉施設、地域の交流イベントなどでも広く取り入れられており、 共生社会の実現や地域のにぎわいづくりに貢献 している競技です。今回はデモンストレーションのみの参加でしたが、もっと参加者の皆さんと一緒に楽しみたいと感じました。 民生委員の方々や手話サークルの皆さんも試合運営のお手伝いに参加されており、地域の支え合いの力を改めて感じました。..
中村せせらぎ
11月1日読了時間: 3分


【金沢市】地域の課題と向き合う一日~中央都市圏議会連絡会
10月31日(金)午前は議員総会があり、 扶養控除申請の締め切りが11月25日 と通知されました。年末に向けて事務作業も増えてくる時期。早めに仕上げておかねばと、気を引き締める時間となりました。 午後4時からは、 石川中央都市圏議会連絡会 が金沢市内で開催され、議会事務局の方とバスで会場となるホテルへ向かいました。金沢市、白山市、小松市、かほく市、内灘町、津幡町の議員が一堂に会し、 行政課題研究会 として講演を通じた学びの場となりました。 講演は、公立小松大学の 高山純一教授 による「石川中央都市圏における交通政策の変遷と地域公共交通の課題」というテーマで行われました。 高山先生は、「金沢のまちの発展経緯を語らずして交通を語ることはできない」として、金沢市の交通計画の歴史を振り返られました。金沢は 非戦災都市の城下町 であり、戦後の都市整備が遅れた背景を踏まえつつ、これまでに4回の交通調査を経て政策が検討されてきた経緯が紹介されました。 講演では、令和6年度の地域運営バス(AIデマンド交通やコミュニティバス)の運営状況について、 金沢市・白山市・
中村せせらぎ
10月31日読了時間: 2分


【淡路市】地域の記憶と備えが命を守る力に~北淡震災記念公園
10月30日(木) 視察2日目は、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。訪れたのは、阪神・淡路大震災の震源地に近い淡路市にある「北淡震災記念公園・野島断層保存館」です。 ご説明くださったのは、震災語り部であり旧北淡町職員の富永登志也さん。地震発生当時の状況や、地域の対応、そして今に続く記憶の継承について、現場の声を交えてお話しいただきました。 1995年1月17日午前5時46分に発生した「阪神・淡路大震災」。旧北淡町では、最大右横ズレ210cm、隆起130cmという地表のズレが確認されました。この野島断層は現在、国の天然記念物として指定され、185mにわたり保存・展示されています。地震の力を目の当たりにしながら、自然の脅威と向き合う大切さを改めて感じました。 震災当時、人口約11,000人の町で亡くなられた方は39名。早朝6時半には災害対策本部が設置され、昼過ぎには生き埋めとなった300人全員が救出されたとのこと。消防団員565人に加え、OB500人が活動し、人口の約1割が消防団として動いたという事実に、地域の力の大きさを実感しました。「早朝で住民が自宅
中村せせらぎ
10月30日読了時間: 2分


【芦屋市】【神戸市】急傾斜地の安全対策と、文化と防災が共存するまち
10月29日(水)視察初日は、兵庫県芦屋市奥池町と神戸市須磨区妙法寺へ。どちらも急傾斜地に位置する住宅地や渓流沿いの地域で、土砂災害対策が進められている現場を訪れました。 ●芦屋市奥池町「急傾斜地崩壊対策事業」 兵庫県では、平成21年の台風9号災害を契機に「山地防災・土砂災害対策計画」を策定。現在は第4次(令和3〜7年度)計画のもと、319箇所の砂防事業整備を目標に進めているとのことです。 視察地の奥池町は、切り立った山の斜面に住宅が立ち並ぶ地域。道路の勾配も急で、歩くだけでも足元に注意が必要でした。冬場の路面凍結やスリップの不安も感じるほどです。 人家の隙間を縫うように設置された「崩壊土砂防止柵(約400m)」は、構造力学上の大型構造物であり、景観にも大きな存在感を放っていました。住民への配慮と、施工時の困難さについても丁寧な説明がありました。 この防止柵を見に向かう道すがら、コシノヒロコさんのギャラリー「KHギャラリー芦屋」の前を通りました。このギャラリーは、世界的ファッションデザイナー・コシノヒロコさんが創作活動の場として選ばれた場所で、建
中村せせらぎ
10月29日読了時間: 3分


【野々市】公民館の可能性と、芸術の秋のひととき
10月27日(月)朝、公民館の有効活用についてヒアリングを行いました。地域の学びや交流の拠点である公民館が、より多くの市民にとって身近で魅力的な場となるよう、日々の運用や活用方法について意見交換を重ねています。 実は、文部科学省からも令和5年12月に「社会教育法第23条第1項第1号の解釈の周知について」という通達が出されており、公民館の柔軟な運用と民間との連携によるにぎわい創出が推奨されています。この通達では、公民館が営利活動に全面的に関わることを禁じるものではなく、地域の実情に応じて民間企業やNPO等と連携しながら、地域づくりや学びの場としての機能を高めていくことが期待されています。 📄 通達の詳細はこちらからご覧いただけます: 文部科学省「社会教育法第23条第1項第1号の解釈の周知について(令和5年12月14日)」 午後は「学びの杜ののいち カレード」へ。10月26日から始まった「美術協会展」を拝見してきました。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真と多彩な作品が並び、毎年大作も描かれています。私は描くのは苦手ですが、見るのは大好きです。特に立
中村せせらぎ
10月27日読了時間: 2分


【野々市】子どもたちの健やかな成長と、まちづくりへの力強い一歩~BomBomTown成果発表会〜
10月26日(日)体験型消費者教育事業「こどものまちBomBomTown」は、子どもたちが自ら考え、働き、まちを運営する体験を通じて、消費者としての意識や社会の仕組みを学ぶことを目的とした教育事業です。2019年にスタートし、今年で7年目。これまでに延べ800人の小学生が参加し、高校生30名、大学生200名が関わる大きな取り組みとなっています。この事業では、子どもたちが仮想のまちをつくり、仕事をしたり、給料をもらったり、税金を納めたりすることで、社会の仕組みを実感しながら学びます。 この日の午後、「こどものまちBomBomTown」7年間の成果発表会が開催されました。私も大変楽しみにして参加を申し込み、会場では子どもたち一人ひとりから取材と撮影の許可をいただきました。発表前にもかかわらず、しっかりと私の話を聞いてくれる姿に感心しました。発表には小学生・中学生・高校生が登壇し、大学生と大学の先生もビデオで参加。司会を務めた中学生2人がスマホに書いた原稿を読み上げる姿は、今の時代らしい印象的な場面でした。年齢ごとに異なる熱意と、自分の感じたことや思い
中村せせらぎ
10月26日読了時間: 3分


【野々市】芝桜とともに街路に彩りを
10月25日(土)朝、下林地内の街路で芝桜の植栽を行いました。地域の高齢者有志の皆さまとともに、土を耕し、鶏糞を混ぜ、栄養のある土を加えながら、芝桜のポット約32個を丁寧に植え付けました。季節の移ろいとともに、来春にはこの街路がピンクや白の花々で彩られることを思うと、今から楽しみです。 芝桜(シバザクラ)は、春に桜のような花を咲かせる北米原産の多年草で、地面を這うように広がる性質から「芝」の名がついています。開花は4月〜5月、花色はピンク、白、紫、青、複色など多彩。草丈は10〜20cmほどで、冬でも葉が残る常緑性があり、グラウンドカバーとしても人気です。一面に咲き誇る様子は「花のじゅうたん」とも称され、山梨県の富士芝桜まつりや北海道の東藻琴芝桜公園など、全国各地で観光名所にもなっています。芝桜の成長がとても楽しみです。 夜から雨との予報を受け、畑へ向かい、最後のオクラを収穫しました。ヤーコンの収穫時期について隣の畑の方とお話ししたところ、「花が咲いたらだよ」と教えていただきました。見ると、オレンジ色の小さな花が咲いており、自然のサインに改めて感動
中村せせらぎ
10月25日読了時間: 2分


【野々市】活動報告配布完了と特別委員会の動き
10月24日(金)朝から「せせらぎ活動報告」の配布を行いました。今回の配布は約3週間にわたり、議員活動の合間を縫って進めてきたものです。概ね配布が終了し、ほっとしております。革靴での配布も多く、少し脚に疲れが残りましたが、市民の皆さまからいただく温かいお声が何よりの励みです。やはり靴選びも大切ですね。 午後は議会会派室にて、岩見議員から「北國新聞に貴方が出ていたよ」と声をかけられ、驚いて紙面を確認すると、昨日の被災者交流会の様子が掲載されており、私の頭が写真に写っていました。自分では気づかないものですが、見つけてくださる方がいるのはありがたいことです。 この日は、野々市中央公園拡張整備事業に関する特別委員会も開催されました。今後の委員会の進め方について各議員のご意見を伺い、正副委員長(副委員長は私です)で改めて方針を検討することとなりました。 委員会終了後には、出された意見をもとに各課の課長へヒアリングを実施し、12月以降の委員会での説明に向けて準備をお願いしました。 また、別の課の課長からは、先日お願いしていた別件の質問について丁寧なご説明をい
中村せせらぎ
10月24日読了時間: 2分


【野々市】せせらぎ活動配布と「にじいろエイド」の交流会
10月23日(木)午前中に「せせらぎ活動報告」の配布をほぼ終えることができました。議会活動の合間を縫っての配布でしたので、パンプスでの移動も多く、足に少し痛みが残りましたが、市民の皆さまとの小さなやりとりに元気をいただきました。 午後からは、野々市市内に避難されている方々を支援する「にじいろエイド」さんの交流会に、お手伝いとして参加させていただきました。今回のテーマは「みつろうクリームづくり」。みつばちの生態や、物価高騰の影響で養蜂にも影響が出ている現状など、講師の方から興味深いお話を伺いました。 特に印象的だったのは、72歳のお父様が巣箱3箱から養蜂を始められたというエピソード。初年度は天候にも恵まれ、たくさんのはちみつが採れたことから、「これは売らないと」と、ハチミツ屋さんとしての活動をスタートされたそうです。 参加者の皆さんと一緒に作ったみつろうクリームは、唇はもちろん、手や顔、頭皮、デコルテなど全身に使える優れもの。材料は、ココナッツオイル30gと蜜蝋8gを湯煎でゆっくり溶かします。やさしい香りに包まれながら、癒しの時間を過ごしました。.
中村せせらぎ
10月23日読了時間: 3分


【野々市】「防災の備えとまちの今」—総務産業常任委員会から地域巡回まで
10月22日(水)は、午前に総務産業常任委員会が開催されました。今回の委員会では、以下の3点について報告がありました。 ① 令和7年度 野々市市総合防災訓練の実施報告。9月28日に行われた野々市市の総合防災訓練では、市民参加型の取り組みが展開されました。 一時避難所には3,526人、避難所には921人が参加。 黄色いタオル5,678件、結ネット2,087件の活用を含め、合計13,780人の参加が報告されました。 各拠点避難所では、炊き出し、防災講座、VR体験、防災倉庫や災害用井戸の見学など、特色ある訓練が実施されました。また、災害対策本部では生成AIを活用した図上訓練が行われ、実践的な対応力の向上が図られました。 新たな取り組みとして、ペット同行避難訓練や災害用井戸のくみ上げ訓練も実施され、より多様な状況への備えが進められています。 私からは、災害時の職員参集体制について質問いたしました。訓練では328人中304人の職員が参集できたとのことでしたが、実際に避難所へ配置されるのは1拠点あたり2〜3名とのことで、現場対応の体制強化が今後の課題と感じま
中村せせらぎ
10月22日読了時間: 3分


【野々市】市民活動を支える力とは
10月21日(火)市民活動センターに登録されている団体の方から、現状と今後の活動についてご相談をいただきました。「やりたいことがある」「活動を広げたい」という思いがあっても、それを支える“人・モノ・お金”がなければ、継続は難しい。持続的な活動にしたい—そんな率直な声を伺いながら、2時間ほどじっくりと意見交換をさせていただきました。 無償の善意に支えられてきた市民活動も、時代とともに形を変えつつあります。活動を持続可能にするためには、団体としての資金づくりや、活動の取捨選択も必要になってきます。私自身も、さまざまな支援団体の存在や仕組みについて学ぶ機会となりました。 打ち合わせは、学びの杜ののいちカレードのカフェでしたので、小学生たちが見学に訪れている様子が目に入りました。毎朝顔を合わせる子が、先頭に立ってリーダー役を務めている姿を見て、思わず笑顔に。地域の中で育まれる子どもたちの成長を感じる、うれしいひとときでした。 午後は、民生委員の方とともに、日本赤十字社の高齢者向けプログラムの申込に伺いました。職員の方がすぐに対応してくださり、いくつかのプ
中村せせらぎ
10月21日読了時間: 2分


【野々市】心とからだに寄り添う一日
10月20日(月)朝は「せせらぎ活動報告」の配布からスタートしました。今回は、日頃お世話になっている方のお宅に2件ほど訪問させていただき、直接お届けすることができました。お顔を見てご挨拶できる時間は、やはり嬉しいものです。 午前は地域の認知症カフェ「オレンジカフェとみおく」へ。障がい者支援や地域包括支援に携わる方々と久しぶりに再会し、近況を伺うことができました。この日は、ヨーガ療法の先生による椅子に座ったままできるヨーガが30分ほど行われ、参加者の皆さんとともに、ゆったりとした時間を過ごしました。 午後は、別の認知症カフェへ。介護をされているご家族を中心に、毎回10名以上の方が参加されており、こちらでも最後にヨーガの時間がありました。無理なく身体を動かすことの大切さを、皆さんと共有できるひとときでした。 その後、政務活動費の下期分が10月15日に振り込まれていたため、ATMへ。立ち寄った商業施設内には、健康機器の体験スペースが併設されており、電位治療器や健康食品を提供するコーナーには多くの高齢者の方々が集まっていました。健康への関心の高さを感じる
中村せせらぎ
10月20日読了時間: 2分


【野々市】第43回 野々市じょんからの里マラソン大会にて走路監察係として参加しました
10月19日(日)第43回野々市じょんからの里マラソン大会が開催されました。私は、学びの杜ののいちカレード付近の走路監察係として、野々市山岳協会の皆さんとともに参加させていただきました。6名体制の予定でしたが、1名が急遽都合がつかなくなり、私が代わりに現場に立たせていただくこととなりました。 🚩 走路監察係の主な役割 走路監察係の仕事は、ランナーの安全とスムーズな走行を守るための大切な役割です。今回担当した業務は以下の通りです。 コース内の交通指導:車両にはランナー優先で誘導を行いました ランナーには左側走行を指示 タイムロスが出ないよう、車両には停止または徐行を促し、道路への駐車を防止 赤白の手旗を用いて、走者の存在を周囲に知らせる 風が心地よく、暑すぎず、マラソン日和の一日でした。途中、サッカー練習帰りの小学生がランナーに向けて元気な掛け声をかけてくれていました。特に熱心に応援していた2人の小学生には、「来年はぜひ参加してみては?」と声をかけさせていただきました。こうした市民の応援が、ランナーの力になることを改めて感じました。走っている方々
中村せせらぎ
10月19日読了時間: 2分


【野々市】市民とともに考える『議員報酬・議員定数のあり方を考えるシンポジウム』を終えて
10月18日(土)野々市市文化会館フォルテにて、市民と議会がともに考える場として『議員報酬及び議員定数のあり方を考えるシンポジウム』を開催いたしました。 司会進行は、私・中村和流と三納昭博議員で務めさせていただきました。市民の皆さまにとって、安心して耳を傾けられる場となるよう、言葉の選び方や間の取り方にも心を配りました。 地方自治・議会制度の第一人者である廣瀬和彦先生をお招きし、前半は「議員報酬の在り方」、後半は「議員定数の在り方」について、全国の事例も交えながらご講演いただきました。廣瀬先生のご経験に裏打ちされたお話は、私たち議員にとっても大変学びの多いものであり、市民の皆さまにも分かりやすく、誠実に伝わったことと思います。 講演に続いて、野々市市議会の各会派代表者が登壇し、それぞれの立場から報酬・定数についての考えを述べました。ファシリテーターは北村大助議員が務め、廣瀬先生からもコメントをいただきました。議会内の多様な声を市民の皆さまに直接お届けできたことは、非常に意義深い時間でした。それぞれの視点が交差し、議論の奥行きが生まれたように感じま
中村せせらぎ
10月18日読了時間: 3分


【大津市】議員研修3日目~財政と災害対応を学ぶ一日
10月17日(金)二泊三日の議員研修最終日は、北海道大学の今井太志教授から「地方自治体の財政状況の見方」と「災害対応の財政的視点」について、実務に即した講義を受けました。今井先生は、「財政が良い=行政サービスが良いとは限らない」と強調されました。大切なのは、 平均的で持続可能な財政運営 であること。以下のようなポイントが印象的でした 財政調整基金が多すぎると“死に金”になることもある 基金は「不安に備える」より「目的を持って貯める」ことが重要 病院事業を持つ自治体は特に注意が必要(2024年度、公立病院の83%が赤字) 財政余力は、各会計の実質収支や流動資産・負債を総合して見るべき 将来負担比率の計算式も紹介され、実務に役立つ視点が多くありました 後半は、災害時の自治体対応について。避難所の開設や罹災証明、水道復旧、道路の啓開など、 市町村が担う初動対応の財源裏付け について学びました。 災害救助法に基づく応急対応は都道府県が負担、市町村は後から求償可能 被災者生活再建支援金は、基金と国が1/2ずつ負担(阪神・淡路大震災を契機に制度化)...
中村せせらぎ
10月17日読了時間: 2分


【大津市】議員研修2日目「金庫をあけろ」~災害時の判断力と地方財政の底力
10月16日(木)2日目の研修講師は、総務省「地方財政審議会」会長の小西砂千夫先生。 地方交付税や地方譲与税など、自治体の財源に関わる重要事項を審議し、総務大臣に勧告する――まさに“財政のプロ中のプロ”です。 この講義を聞きたいと、全国から議員が集まり、小松市の前市議会議長・新田議員も参加されていました。私も、地方財政の本質に触れる貴重な時間をいただきました。 「今の課題は“お金”ではなく“人”」 小西先生は、冒頭でこう語られました。 10年前は財源不足に悩む自治体が3割ありましたが、今では1割未満。 むしろ「お金を使わなさすぎて、インフラの老朽化が進んでいる」との指摘も。 バス運転手、介護職、保育士など、“人繰り”の確保こそが最大の課題だと強調されました。 「金庫をあけろ」――命を守るための即断 特に心に残ったのは、災害時の対応についての一言です。 ある被災地で、知事が現場の職員にこう言ったそうです。 つまり、「命を守るために、ためらわず財源を使え」ということ。 その時、職員が「大丈夫です」と即答した――このやりとりが胸に響きました。...
中村せせらぎ
10月16日読了時間: 2分


【大津市】議員研修1日目~初めての金沢以南新幹線と、大津での学び
10月15日(水)滋賀県大津市のJIAM(全国市町村国際文化研修所)へ、2泊3日の議員研修に出発しました。野々市駅から小松まで普通電車、小松から敦賀まで新幹線。金沢以南の新幹線に乗るのは初めてで、小松駅ではKOMATUの大型ショベルカーと本社ビルが見え、敦賀駅の立派さにも驚きました。湖西線への乗り換えに少し戸惑いましたが、乗り換え時間に余裕があり無事に唐崎駅へ。ホームから研修所の建物が見え、徒歩3分という立地の良さにも感心しました。 JIAMは全国の自治体職員や議員が集う研修施設で、宿泊定員は299人。体育館やテニスコート、ソフトボール場もあり、学びと交流の場として整備されています。 📚 研修テーマ:「地方財政制度の考え方と健全財政・災害」 初日の講師は、兵庫県川西市の松本茂弘副市長。全国から集まった議員に向けて、川西市の財政健全化の取り組みを5つの柱で紹介されました。 ① 財政状況を的確に分析する 「どんな街にしたいか」というまちづくりの視点を大切にしながら、財政指標にとらわれすぎない柔軟な発想が印象的でした。特に「留保財源(地方交付税の算定
中村せせらぎ
10月15日読了時間: 3分
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