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【野々市】公民館の可能性と、芸術の秋のひととき

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 10月27日
  • 読了時間: 2分

10月27日(月)朝、公民館の有効活用についてヒアリングを行いました。地域の学びや交流の拠点である公民館が、より多くの市民にとって身近で魅力的な場となるよう、日々の運用や活用方法について意見交換を重ねています。

実は、文部科学省からも令和5年12月に「社会教育法第23条第1項第1号の解釈の周知について」という通達が出されており、公民館の柔軟な運用と民間との連携によるにぎわい創出が推奨されています。この通達では、公民館が営利活動に全面的に関わることを禁じるものではなく、地域の実情に応じて民間企業やNPO等と連携しながら、地域づくりや学びの場としての機能を高めていくことが期待されています。

午後は「学びの杜ののいち カレード」へ。10月26日から始まった「美術協会展」を拝見してきました。日本画、洋画、彫刻、工芸、書、写真と多彩な作品が並び、毎年大作も描かれています。私は描くのは苦手ですが、見るのは大好きです。特に立体感のある彫刻には心惹かれます。工芸では、野々市在住の人間国宝・中野孝一さんの舟形器「旅立ちの時」が展示されており、静かな存在感に圧倒されました。彫刻は1点のみの出展でしたが、その「終りのないduo」は、見る角度によって印象が変わる不思議な作品。絵画では、遠くから見て思わず足を止めるような一枚がありました。副市長の写真作品も展示されており、「北国街道野々市の市」で新聞社奨励賞を受賞されたとのこと。書道では「正信偈」が力強く展示されていました。

その後は図書館の書架をぶらぶら。気になっていたテーマの本を2冊借りました。読む時間ももちろん楽しいのですが、「どの本を読もうか」と選ぶ時間もまた、豊かなひとときです。ただ、うっかり返却期限を過ぎてしまわないように注意が必要ですね。

芸術や学び、そして地域のにぎわいは、制度と現場の工夫があってこそ。これからも、地域の声を丁寧に聴きながら、制度の柔軟な運用と実践の橋渡しをしていきたいと思います。

 
 
 

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