【野々市】共に楽しむスポーツと食、そして地域のにぎわい
- 中村せせらぎ
- 4 日前
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11月1日(土)午前、野々市市民体育館で開催された「障害者スポーツ大会」に参加しました。サニーメイト、セルプはくさん、七星てんとう、くるーく、ののシティなど、地域の福祉団体が参加され、会場は笑顔と活気に包まれていました。開会後はラジオ体操で体をほぐし、続いてボッチャのデモンストレーションに議員として参加させていただきました。
ボッチャは、障がいの有無や年齢に関係なく誰でも楽しめる、パラリンピック正式種目のスポーツです。3人1組のチーム戦で、白い目標球(ジャックボール)に向かって赤・青それぞれ6球ずつを投げ、どちらがより近づけられるかを競います。1エンドごとに得点を計算し、合計点で勝敗が決まります。
学校や福祉施設、地域の交流イベントなどでも広く取り入れられており、共生社会の実現や地域のにぎわいづくりに貢献している競技です。今回はデモンストレーションのみの参加でしたが、もっと参加者の皆さんと一緒に楽しみたいと感じました。
民生委員の方々や手話サークルの皆さんも試合運営のお手伝いに参加されており、地域の支え合いの力を改めて感じました。
その後は、県産業展示館4号館で開催された「農林漁業まつり」へ。「野菜350g食べていますか?」をテーマに、野々市市食生活改善推進協議会と石川県健康推進課が出展していたブースでは、3色食品群分けクイズや野菜クイズ、野菜の摂取量判定などが行われており、楽しく学べる内容でした。
また、猪やカニの被り物を体験できるコーナーもあり、一番人気の「ウリボウ(猪の子ども)」の被り物に挑戦。子どもたちに混じって、思わず笑顔になってしまいました。
1号館では「ねこばっか+ワン♪」のイベントや、陸上競技場では小学生による駅伝大会も開催されており、教育委員会の方が見学に来られていました。野々市の小学生男子が3位、女子が4位という嬉しい知らせも届き、地域の子どもたちの頑張りに心が温まりました。
帰るころには、予想雨量1時間に51mmという激しい雨が降り、傘がなく、駐車場までの道のりでずぶ濡れに…。スーツはもちろん、ブラウスまで濡れてしまい、スカートは濡れていないところがないほど。もう少し待てばよかったと反省しきりです。
着替えを済ませてからは、野々市の文化の祭典「ののいちマナビィフェスタ2025」へ。野々市市子ども会の輪投げゲームのお手伝いをさせていただきました。子どもたちの笑顔と元気な声に、こちらも元気をもらいました。
スポーツ、食、文化、そして子どもたちの笑顔に触れながら、地域の皆さんと共に過ごす一日。改めて、「にぎわい」とは人と人とのつながりから生まれるものだと実感しました。これからも、誰もが参加しやすく、笑顔になれる場づくりを大切にしていきたいと思います。雨のあと、空には虹がかかっていました。その光景に、今日一日の出会いや出来事が、未来につながっていくような希望を感じました。






















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