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【野々市地域の力と祈りのこころ──消防訓練大会と夏越の大祓

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 6月22日
  • 読了時間: 2分

更新日:6月23日

6月22日(日)白山野々市川北消防訓練大会が松任グリーンパーク・グラウンドで開催されました。3市町の消防団29分団528人が出場し、日ごろから鍛錬された消防技能を披露するこの大会。整然と並んだ消防車と団員の姿は壮観で、訓練の様子からは日々の消防活動の現場が垣間見えました。

 当日は気温も高く風も強く団員のみなさまにとっては大変厳しい環境だったと思います。それでも力強く訓練に取り組む姿に、あらためて地域を守る使命感と誇りを感じました。大会には白山市議・野々市市議・川北町議も来賓として参加し、お世話になっている方々と直接お話できる貴重な時間ともなりました。

 午後からは、下林薬師日吉神社にて夏越の大祓が行われました。これは、半年間に積もった心身のけがれをお祓いし、無病息災と家内安全を願う神事であり、今年も多くの方が参列されていました。

 祭事の最後には、令和6年能登半島地震の早期復興と、見えない罪や穢れを清める願いを込めて、神社の前に設けられた茅の輪(ちのわ)くぐりが執り行われました。宮司を先頭に、参加者が左・右・左と3回くぐり、穢れを祓う古来の作法を体験しました。ちなみに、野々市市内で茅の輪を設置しているのはこの神社だけとのことで、前日に氏子の皆さんが時間をかけて丁寧に作っています。

 茅の輪くぐりの際に唱える「祓え給ひ 清め給へ 守り給へ 幸え給へ」という祈りの言葉は、古来より神道において大切にされてきました。

  • 祓え給ひ(はらえたまひ):災いや穢れを祓ってください

  • 清め給へ(きよめたまへ):心身を清らかにしてください

  • 守り給へ(まもりたまへ):お守りください

  • 幸え給へ(さきはえたまへ):幸せに導いてください

 消防団の皆さんの行動力と、地域の神社での静かな祈り。それぞれが違う形で、私たちの暮らしを支え、導いてくれています。こうした地域の営みに触れるたびに、市民の安全と平穏を守る責任をあらためて胸に刻み、今後の活動に活かしていきたいと思います。

 
 
 

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