【野々市】雨の日の相談ごと:介護認定ってどうするの?
- 中村せせらぎ
- 9月14日
- 読了時間: 2分
9月14日(日)は、午前中は雨が強くて、午後からは曇り空でした。
そんな中、知り合いの方から「家族の介護について相談したい」と声をかけていただきました。
介護が必要になったとき、まずは「介護認定(かいごにんてい)」という手続きがあります。
これは、市が「どれくらいの支援が必要か」を調べて、決めるものです。
🕒介護認定ってどれくらい時間がかかるの?
申請してから結果が出るまでには、だいたい1か月くらいかかります。
でも、混み合っていたり、病院の先生の書類が遅れたりすると、1か月半〜2か月かかることもあります。
認定までの流れはこんな感じです:
1. 本人や家族が、地域包括支援センターやケアマネジャー(介護支援専門員)に相談
2. 市の職員や調査員(ときにはケアマネジャー)が自宅を訪問して、本人の様子を調査
3. 病院の先生が意見書を提出
4. コンピューターによる一次判定
5. 医師や看護師などの専門家が集まる認定審査会で、最終判断
6. 結果が届いたら、ケアマネジャーが「介護サービスの計画(ケアプラン)」を立てて、サービス開始!
この「認定審査会」では、機械だけではわからない、暮らしの困りごとや支援の必要性を、人の目と経験でしっかり判断してくれます。全部終わるまでに、だいたい30日〜45日くらいかかることが多いです。
⏳もし認定が間に合わなかったら?
認定が出る前でも、「暫定(ざんてい)ケアプラン」という仮の計画を立てて、介護サービスを使うことができます。
ただし、あとで認定の結果が思っていたより軽かった場合は、使いすぎた分を自分で払うことになることもあります。
だからこそ、地域包括支援センターやケアマネジャーさんと早めに相談することが大切です。この話をしたら、相談された方も少し安心されたようでした。
私自身も、母の介護認定をした経験があるので、少しだけ助言ができました。
介護のことは、誰にとっても初めてのことが多いです。
でも、相談すること、話し合うことで、少しずつ安心につながっていきます。
認知症カフェでは、「困っていることを話してみる」「誰かとつながる」ことの大切さを学びました。介護は一人で抱え込まず、地域や制度をうまく使って支え合うことが大事なんだと感じます。
今日のような雨の日でも、誰かの心が少し晴れるような時間になったらうれしいです。
これからも、身近な声に耳を傾けながら、制度やしくみをわかりやすく伝えていきたいと思います。








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