【野々市】雨の日の出会いと学び 〜ノバメカフェに参加して〜
- 中村せせらぎ
- 10月1日
- 読了時間: 2分
10月1日(水)予定されていた野々市中学校の運動会は雨のため中止となり、翌2日(木)に延期されました。保護者の方から、運動会があってもなくても給食は予定通り提供されると教えていただきました。その他にも雨の影響で中止になった行事があり、私は急きょ、誘われていた市民活動センターの登録団体が集まる「ノバメカフェ」に参加しました。
「ノバメカフェ」は、市民活動センターに登録している団体の皆さんが集まり、活動の紹介や情報交換を行う交流の場です。今年は1回目の開催です。気軽に話し合える“カフェスタイル”の集まりとして親しまれています。
会のはじめには、コーディネーターの方から話し合いのルールが紹介されました。「私はこう思う」と伝える「あいメッセージ」や、「相手の話を受けとめる」「円滑に進める」「教え合う」といった姿勢が大切である一方、「あなたはどうだ」と決めつける「あいつメッセージ」や、「押しつける」「演説する」といった態度は避けましょうというお話でした。言葉の頭文字が「あ・う・え・お」で揃っていて、覚えやすく感じました。
ワーキンググループを3つに分けて団体のお話を伺います。「RECRINO(レクリノ)」という団体の方が、考え方の違いを楽しく学べるカードゲームを紹介してくださいました。「大人は人生設計をしっかり立てるべきだと思いますか?」という問いに、私は「0%」と答えましたが、参加者の中には「そうあるべき」と考える方もいて、それぞれの価値観の違いを知ることができました。自分の考えが「バイアス(思い込み)」によって偏っているかもしれないという気づきもあり、深く考えるきっかけになりました。
この日は15人ほどの市民活動団体の方が集まりました。以前から知っている方も多くいらっしゃいましたが、新しく団体を立ち上げようとしている方のお話も聞くことができました。「どんな人が困っていて、どんなことができるか」を考えることが、市民活動の出発点になるという言葉が心に残りました。学校がお休みだったこともあり、高校生の参加もあり、会場はとてもにぎやかでした。
午後には、野々市市議会の新しいポロシャツを受け取りました。雨の一日ではありましたが、地域の皆さんと前向きな話し合いができたことに感謝しています。これからも、こうした出会いを大切にしながら、市民の皆さんと一緒に歩んでいきたいと思います。
















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