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【野々市】野々市市内の様子と警報発令・避難体制についての記録

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 9月20日
  • 読了時間: 3分

9月20日(土)🌱 午前中は畑仕事の山場でした。苦土石灰を購入。5キロと10キロの価格差が約300円だったため悩みましたが、今回は10キロを選択。前回は5キロでした。すでに苦土石灰と肥料を撒いた後に鶏糞を追加し、小型耕運機で耕しました。鍬では得られない力強さがあり、初めてその様子をじっくり見ました。

🌧️ 夕方以降、雨脚が強まり、夜には警報が発令されました。以下は、気象庁の発令履歴に基づく時系列の記録です。

  • 19時30分:石川県全域に「大雨・洪水警報」が発令

    ※県単位の広域警報で、野々市市を含む複数の市町村が対象

  • 20時37分:野々市市に「大雨・洪水警報」が個別発令

    ※市町村単位の警報は、避難判断や行動喚起に直結する重要な情報

この時間差は重複ではなく、気象庁の警報発令が県→市町村と段階的に行われるためです。市民の避難判断に直結するのは市町村単位の警報であり、今後はこの時間差も踏まえた情報発信が求められます。

 夜には知人から、市内の道路の増水や内水氾濫の映像がLINEで届きました。冠水していた場所の一例として、菅原小学校前が挙げられます。

🏫 避難所の開設状況について頂いた連絡によると、布水中学校、野々市市中学校、舘野小学校、野々市小学校、にぎわいの里ののいち カミーノなど、いずれも開設されていなかったとのことです。

カミーノは「自主避難所」として、避難指示が出ていなくても不安な市民が避難できる場所です。むしろ拠点避難所より早く開設されるべきではないか、という声もありました。

📊 雨量の記録22時〜23時の1時間で36ミリの雨量が観測されました。23時以降は減少しましたが、頂いた映像からは、野々市市が内水氾濫に弱い地形であることが改めて浮き彫りになりました。

🧠 「正常性バイアス」が避難所開設の遅れに影響している可能性も「大丈夫だろう」という思い込みが、避難行動や避難所開設の判断を遅らせることがあります。正常性バイアスとは、危険を過小評価し「自分は大丈夫」と思い込む心理的傾向のことです。災害時に避難が遅れる原因としても指摘されています。詳しくは こちらの解説 をご参照ください。

今後の課題として考えられる点

  • 自主避難所の開設タイミング

  • 拠点避難所(例:菅原小学校)の冠水リスクへの対応、8月6日野々市小学校の校舎1階・体育館が浸水

  • 結ネット等による情報発信の強化

  • 河川構造に基づく氾濫リスクの再評価、8月6日道路冠水が市内一円。

  • 想定雨量の更新と避難判断基準

市民の不安に寄り添い、災害時の行動が「迷惑」ではなく「当然」と受け止められる体制づくりが求められます。日々の小さな気づきが、次の備えにつながるよう願っております。

 
 
 

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