【野々市】視察への準備と、野々市の味を添えて─~最中 勧進帳と議会活動の一日
- 中村せせらぎ
- 8月13日
- 読了時間: 2分
8月13日(水)明日からの1泊2日の行政視察に向けて、今日は視察先へのお土産を準備しました。選んだのは、野々市市本町三丁目にある ふがく堂 さんの詰め合わせ「最中 勧進帳」。今回は2箱、丁寧に箱詰めしていただきました。
この「最中 勧進帳」は、歌舞伎『勧進帳』に登場する巻物をかたどった、縁起の良い“難関突破”の象徴。保存料・添加物を使わず、素材の味を活かした手作りの餡が魅力です。
「勧進帳は野々市扱いでいいの?」と聞かれることもありますが、確かに安宅関(小松市)には富樫氏の銅像もあり、物語の舞台は広域にまたがっています。それでも、野々市のふがく堂がこの物語を地域の文化として昇華させたことは、まちの誇りだと感じます。
写真は小松市にある「安宅関」の名場面を再現したもので、写っている三体の像は 義経・弁慶・富樫氏 を表しています。石碑に刻まれた「勇仁智」は、弁慶(勇)・義経(仁)・富樫(智)
を象徴する言葉で、彼らの人間性とドラマを表しています。富樫氏は関守であり、主君義経をかばう弁慶の機転に感心し、通行を許す人物です。
最中の種類も豊富で、「くま(ほうじ茶)」「眠り猫(よもぎ)」「黒ごま」「こし餡」「猩々最中」など、形も味も楽しめる詰め合わせ。夏場は1週間、冬場は2週間ほど日持ちするとのことで、箱詰めでも重くなく、持ち運びにも便利です。以前、野々市市議会に視察に来られた方にもお出ししたことがあり、「美味しい、どこで買えますか?」と聞かれたそうです。
その後は、議会会派室で資料の整理と議会アンケートの記入を行いました。視察に向けての準備は、なかなか思うように進まず…。お盆の時期ということもあり、慌ただしさの中での準備となりましたが、市民の声を政策に活かすための大切な時間です。
今回の視察では、川崎市子ども夢パーク の前理事長・西野博之さんが説明してくださる予定です。8月の視察をお願いしたところ、前日13日に講演先の与論島から羽田に戻られる予定とのこと。22:30羽田着のフライトのため、台風などの影響がある場合に備えて 14日午後の視察 となりました。西野さんの著書は何度も読み返し、子ども支援の本質や居場所づくりの哲学に深く共感しています。お会いできることを、心から楽しみにしています。そして、子どもたちの未来を支える現場に触れることは、政策の根幹を見つめ直す貴重な機会です。細やかさと熱意を忘れずに、明日からの視察に臨みたいと思います。
















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