【野々市】秋分の日、新米とともに羽咋へ
- 中村せせらぎ
- 9月23日
- 読了時間: 2分
9月23日(火・祝)秋分の日。毎年この時期、羽咋へ新米を頂きに伺うのが恒例となっています。今年はその「新米」が、例年とは違う意味で話題になりました。
昨年2024年は「令和の米騒動」とも呼ばれるほど、お米の価格高騰が大きな社会問題となりました。政府備蓄米の放出によって一時的に価格が落ち着いたものの、2025年はさらに値上がりする可能性が報道されてきました。
📈 今年の新米価格は昨年の約1.6倍
具体的には、5kgあたりの店頭価格で比較すると、昨年(令和6年)約2,900円〜3,000円、今年(令和7年)約4,600円前後。新聞報道によると、この値上がりの背景には、以下の要因があるとされています。
• JAの「概算金」(農家への前払い価格)が昨年比で約1.7倍に上昇
• 少雨による収穫量の減少と品質不安
• 肥料・燃料など生産コストの高騰
知り合いの農家さんに玄米30㎏の価格を尋ねると、「高くなったけれど、値段は読めない。手探りで販売している」とのこと。お米の大切さを、改めて感じながら、今年も感謝していただきます。
羽咋からの帰り道、石川県能登半島地震で被災された方々との交流を支援している野々市市で活動する市民団体「にじいろエイド」さんのお手伝いで金沢市内のドラッグストアへ伺いました。被災者の皆さんへお渡しするティッシュを受け取りです。軽いけれども段ボール3箱分の大きさに。3月30日(火)のイベント当日に会場へ持参する予定で、それまでは自宅で保管しておきます。
能登半島地震から1年半、奥能登豪雨から1年。月日は流れても、被災された方々の歩みは止まることなく続いています。ご苦労されながらも前を向いて進まれる姿に、どんな形であれ支援を続けたいと改めて感じました。5日ほど前、畑に1箇所3粒ずつ植えた大根の芽が出ました。小さな緑が土から顔を出す瞬間は、何度見ても嬉しいものです。この芽が育つように、地域の営みも、支援の輪も、少しずつでも確かに広がっていくことを願って。日々の暮らしの中にある「育ち」を、大切にしていきたいと思います。










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