【野々市】敬老の日の畑と、災害時の「最初のトイレ」問題
- 中村せせらぎ
- 9月15日
- 読了時間: 2分
9月15日(月・祝)、敬老の日の朝5時から畑に出て、ズッキーニやカボチャの枝を片付けました。草の下に隠れていたカボチャが次々と見つかり、思いがけない豊作でした。
後期高齢者の佐藤さんが草刈りを手伝ってくださり、刈った草を集めたあと、酸性の土を中和するために苦土石灰をまきました。石灰で土が固くなるため、たい肥も加えて土を整えています。午後には土を耕していただき、次は畝づくりと大根のタネまきです。
この日は、2013年に「野々市市まちづくり基本条例策定委員会」で共に活動した藤田委員長が、前日9月14日に逝去されたという知らせもありました。出会いから12年近く。心よりご冥福をお祈りいたします。
さて、最近の防災訓練では「トイレ対策」が重要なテーマになっています。令和6年能登半島地震では、避難所で水洗トイレが使えず、24時間以内に1,000人の避難者から1,000回分の排泄が発生。水が流れないため、トイレや周辺が汚物であふれ、「トイレパニック」と呼ばれる事態が起こりました。
このような状況を防ぐためには、「携帯トイレ(便袋)」の備蓄が有効です。新聞紙やペットシート、ビニール袋なども代用できます。行政としても、「発災後の最初の排泄」をどう処理するかという視点で、市民への備蓄啓発が求められています。
詳しい調査報告は、国立環境研究所の以下のページをご覧ください:👉 災害時のトイレ問題と能登半島地震の事例
防災訓練は「成功させる」ことよりも、「課題を見つける」ことが目的です。現実的な対応を積み重ねながら、地域の備えを一歩ずつ進めていきたいと思います。










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