【野々市】子育て支援センター「みって」(本町)へ
- 中村せせらぎ
- 6 日前
- 読了時間: 2分
7月26日(土)「野々市市子育て安心ブック」(6月発行)では、市内に9か所ある子育て支援センターの情報が紹介されています。未就学のお子さんを持つ保護者とそのご家族が、気軽に交流したり、育児相談できる場所。時間内ならいつでも利用できる「ひろば」があるほか、一時預かりや育児講座・育児サークルなど、支援の幅も広がっています。
今回はその中のひとつ、子育て支援センター「みって」を見てきました。
🎈「みって」ってどんなところ?
「みって(mitte)」はドイツ語で「中央・まんなか」を意味する言葉。中央保育園に隣接し、地域の子育て家庭が集うまんなかのコミュニティとして、あたたかな空間づくりが進められています。
施設内はリニューアルされたばかりで、ままごとセット・人形遊び・ボールプール・木のトンネル・すべり台などが揃い、子どもたちは目を輝かせて遊んでいました✨。週末には100人以上の親子が利用することもあり、午前中は特ににぎわいます。電子レンジ付きのランチルームや、屋根付きの水遊びスペース(平日のみ)も人気です。この日は、お父さんとお子さん、祖父と孫、さらに“孫のおばさん”というユニークな組み合わせも。祖父の方は何度も訪れているそうです。Instagramを見て金沢南地区から利用された方もいて、SNSでの情報発信の影響力を感じました。ちなみに、施設の庭には小さな農園があり、育てたかぼちゃが飾られていましたよ🎃。
ママさんからは、キユーピーの瓶入り離乳食についても話題に。「開けてすぐ使える」「素材の味を生かしたやさしい味付け」「中身が見えるガラス瓶で安心」など、使いやすさに定評があります。しかし、2026年8月末で育児食事業は生産終了予定。瓶詰シリーズも対象で、終了の背景には次のような理由があります。
📉 生産終了の背景
少子化による市場の縮小
原材料・エネルギー費の高騰
設備投資の採算性が課題に
キユーピーは「品質を保った継続が難しい」として、65年にわたる育児食の歴史に区切りをつけることに。今後は代替品の情報提供や、市独自の離乳食支援策も求められてくるかもしれませんね。
子育て世代の安心を支える場所づくりは、市全体の取り組みに直結します。“こどもまんなか”の社会づくりに向けて、現場の声をこれからもお届けしていきます。
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