【野々市】夏休みの朝ごはんと「防災かるた」から広がる学び〜地域と大学生がつながる、子どもたちの夏の体験〜
- 中村せせらぎ
- 7月25日
- 読了時間: 2分
7月25日(金)7月22日から25日まで、町内で恒例となっている夏休みの子ども朝ごはん活動が行われました。今年で11年目を迎えるこの取り組み。最終日の25日は、毎年恒例のカレーライスで締めくくられました。ご飯はなんと3升(約30合)炊き、スイカもブロック状に切って食べやすく工夫。暑さの中でも、子どもたちの元気な声が響いていました。
この日は、朝からラジオ体操→お寺で正信偈→朝ごはん→防災かるたという充実した流れ。防災かるたでは、札をたくさん取った子から賞品を選べる仕組みで、ゲームは大いに盛り上がりました。
「防災かるた」には、金沢工業大学の防災・減災プロジェクト「SoRA」の大学生4名が、子どもたちと一緒にカレーを食べた後、4チームに分かれて防災かるたの指導をしてくれました。大学生の皆さんからは「本当に楽しかったです!またお願いします」「カレーまでいただきありがとうございました」と温かい感想も。
🧠活動を通じた気づきと反省
今回のかるたでは、運営面での反省点も共有されました:
札は線や円の中に置く
札の位置は原則動かさない
取り手は手を膝や頭に置いて待機
判断者が準備完了を読み手に伝える
けがに備えてばんそうこうを用意
こうした細やかな振り返りが、次回以降の安全で楽しい活動につながっていきます。
子どもたちの「朝ごはん」から始まる1日は、食・文化・防災・交流が詰まった学びの時間でした。大学生との協働も、地域の力を引き出す貴重な機会です。
このような活動が、地域の安心づくりや防災意識の醸成につながることを改めて実感しました。今後も、子どもたちの体験を支える場づくりを応援していきたいと思います。
























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