top of page
検索

【野々市】地域の元気と継続の力~富公祭と「子どもの朝ごはん」11年目の夏

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 8月23日
  • 読了時間: 2分

更新日:8月27日

8月23日(土)富奥公民館で開催された「富公祭」に伺いました。朝から多くの方が並ばれていて、特に人気だったのが野菜・くだものの物産コーナー。ナス、じゃがいも、玉ねぎ、赤玉ねぎはすべて100円。梨は1袋500円(お一人2袋まで)、ぶどうは4種類あり、シャインマスカット(1000円)、ビッテロビアンコ(800円)、巨峰(500円)と並び、整理券49番の私は無事に購入できました。クイーンニーナは40番台で売り切れたそうで、地元の方との情報交換も、こうした場ならではの楽しみです。

 夕方に予定されていた「子どもの朝ごはん反省会」の準備のため、食材の買い出しへ。お寿司は予約し、漬物や冬瓜のあんかけ、キスの天ぷらなどは持ち寄りで準備しました。食品の価格がじわじわと上がっていることを実感しつつも、30人近い方が集まってくださる予定なので、できるだけ工夫して経費を抑えました。

この「朝ごはん」の取り組みは2014年に始まり、今年で11年目。7月22日から25日にかけて、小学生の夏休み期間中に調理や横断歩道の見守りなどを担ってくださった方々が集まり、これまでの歩みを振り返りました。初回から協賛してくださっているJAさんが、当時の新聞記事や写真を冊子にして持参してくださり、「みんな毎日朝ごはんは習慣やぞ」という掛け声が今も変わらず響いています。

11年前の写真には、会館に入りきらないほどの80人の子どもたちが朝ごはんを食べている様子が写っていて、今の少子化の現実を思わず重ねてしまいました。それでも、続けてきたからこそ見える風景がある——そう感じるひとときでした。

午後は「おしまるフェスティばる2025」へ。昨年このフェスティバルで購入した「インカルージュ」は、9月に植えて11月に収穫。今年は5月植えで7月収穫と、季節の営みを感じる野菜です。店主の方に今年も植えてよいか尋ねました。持参したインカルージュをみて「大丈夫」と太鼓判。また、今年も野菜のつかみ取りがあり、かごいっぱいに詰める方の姿に、地域の元気を感じました。

ステージでは布水中学校の吹奏楽部の演奏からスタート。来場者参加企画の「ビーチサンダル飛ばし」は、関係者の方によると意外と難しく、コツがいるそうです。YOSAKOIソーランチーム「渚一世風美」も参加され、この日はデイサービス慰問と2つのお祭りを掛け持ちし、計3箇所を回られるとのこと。「私たちも一緒に楽しませていただいています」とのお返事に、地域のつながりの深さを感じました。

地元のお祭りは、参加する人も、支える人も、みんなが元気になる場。市議としての視点を持ちながらも、こうした地域の営みの中で、暮らしの手触りや人のつながりを感じることが、何よりの原動力です。

 
 
 

コメント

5つ星のうち0と評価されています。
まだ評価がありません

評価を追加

中村せせらぎ後援会事務所

〒921-8831 石川県野々市市下林四丁目612番

MAIL :  mail@seseragi-n.info

~ 中村せせらぎ オフィシャルサイト ~

bottom of page