【野々市】人権啓発映画会『35年目のラブレター』を鑑賞して
- 中村せせらぎ
- 3 日前
- 読了時間: 2分
12月7日(日)、野々市市文化会館フォルテで開催された「人権啓発映画会」に参加し、映画『35年目のラブレター』を鑑賞しました。
主演の 笑福亭鶴瓶さん(定年退職後に夜間中学校へ通う夫)と 原田知世さん(支える妻)の演技に心を打たれ、若い頃を演じた 重岡大毅さんや 上白石萌音さんも印象的でした。涙を誘う場面も多く、人権の大切さを改めて考える機会となりました。
📚 夜間中学校は、
全国の設置数:2024年時点で 53校(県立7校、市区立45校、私立1校)
生徒数:全国で 1,969人(2024年調査)。前回調査より 1.3倍に増加
平均年齢:幅広く、10代から70代まで在籍。特に 39歳以下の若年層が増加
在籍年数:最長で 20年間在籍可能。学び直しに時間をかけられる制度
入学理由(日本国籍の生徒)
「中学校の学力を身につけたい」50%
不登校や虐待などで十分に教育を受けられなかった人が多い
入学理由(外国籍の生徒)
「日本語を話せるようになりたい」が最多(40%)
石川県では 県立あすなろ中学校 が2025年4月に開校しました。北陸初の県立夜間中学校で、幅広い世代や外国籍の方が学んでいます。
👉 詳細はこちらをご覧ください:石川県立あすなろ中学校(夜間中学)について
夜間中学校は「もう一度学びたい」「日本語を学びたい」という人のための大切な場です。全国で広がりを見せており、石川県でも新たに開校しました。映画会で掲げられたキャッチコピー 「誰かのことじゃない」 と同じように、学び直しの場は誰にでも開かれています。
上映会ではアンケートがあり、参加者には ボールペンや携帯トイレ が配布されました。その携帯トイレは今まで見た中で一番コンパクトで驚きました。
映画終了後は、ドバイから一時帰国している友人と再会し、夕方には防災士仲間と勉強会の打ち合わせを行いました。映画から学び直しの大切さを感じ、午後は人とのつながりを深める一日となりました。
















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