【野々市】七夕スリーセブン、そして未来への一票
- 中村せせらぎ
- 7月7日
- 読了時間: 2分
令和7年7月7日(月)—この日は「7」が3つ並ぶ“スリーセブン”。縁起の良さにあやかって、多くの方がこの日に婚姻届を提出されたそうです。七夕というロマンチックな暦の節目でもあり、市役所の雰囲気にもどこか晴れやかさが感じられました。
そんな中、野々市市役所では期日前投票が始まりました。
📮 投票所には「参議院選挙区選出議員選挙」「比例代表選出議員選挙」の案内が分かりやすく掲示され、市民が迷うことなく投票できるよう配慮がなされていました。希望者には「投票済証」も配布され、緑やオレンジなどのカラーバリエーションに、のってぃのイラストが愛らしくあしらわれています。若い世代にとっても、“投票ってちょっと楽しいかも”と思えるような仕掛けが感じられました。
午後には金沢駅へ切符を取りに行き、7月9日から始まる視察に向けて、議員らと内容の最終確認を行いました。訪問先のひとつ、鹿児島県霧島市では、新燃岳の噴火による降灰の報が一部届いていましたが、現地の議員の方から「大丈夫です」との連絡を受け、ひとまず安堵しました。
今回の視察では、高齢者福祉や市のアプリ運用、先進的なSDGsの進め方など多角的なテーマを掲げています。現地との交流を深めると同時に、野々市市に活かせる示唆を持ち帰ることを目的に、丁寧な対話を重ねていきたいと考えています。
この日はもう一つ、心に残る光景がありました。金沢赤十字病院での検診後、敷地内に佇む慰霊碑に気が付きました。
📷 「殉職救護員慰霊碑」
傷病者の看護に献身し、その職に殉じた方々の遺徳をしのび、人類平和への願いをこめて、その御霊のとこしえに安かれと祈る記念碑です。
命を守る職務の中で尊い犠牲を払った方々の想いが、この石碑には静かに刻まれていました。
🏥 半年に一度の検診も、この日の大切な予定のひとつでした。受診が空いてしまうと、自動受付機が利用できなくなるとのことで、有人の受付で手続きを行いました。こうしたささやかな体験も、医療現場の運用や利便性を見直す契機になりそうです。
こうして市民としての日常を記録することもまた、未来へのちいさな布石かもしれません。七夕の空の下で交差した多様な営み――その一つひとつが、まちのいまとこれからをつくっているのだと改めて感じた一日でした。
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