【野々市】一般質問1日目:こどもたちの声から始まるまちづくり
- 中村せせらぎ
- 9月9日
- 読了時間: 2分
9月9日(火)野々市市議会の一般質問1日目に登壇しました。今回の質問は、こども基本法の理念を軸に、若い世代の声や地域の文化資産をどう活かすかをテーマに構成しました。
質問は、以下の4つの柱で展開しました。
① 「こども基本法」の理念と、意見を反映するしくみづくり
こども基本法の第3条「子どもの意見を聞く」、第11条「子どもの意見を活かすしくみ」に基づき、野々市市でもこども施策にこども自身の声を反映する体制づくりが必要です。
意見を言える場、活かされるしくみ、そしてフィードバック——この3つが整えば、こどもたちは「自分の声がまちを動かす力になる」と実感できます。制度だけでなく、日常の中で声が届くしくみを育てていきたいと思います。
② のってぃのキャッシュレス化:高校生の声から市政へ
7月の高校生議会で、明倫高校の生徒が「のってぃのキャッシュレス化」を提案しました。その声を受け、私自身も市民の利便性向上の観点から調査を進め、今回の一般質問に取り上げました。
粟市長からは「導入を具体的に検討する」との答弁をいただきました。若い世代の声が市政に届き、実際に動き出す——その瞬間に立ち会えたことは、議員としても大きな喜びです。
③ 若者・青年層の居場所づくり:社会とのつながりを支える
義務教育を終えた若者の中には、社会とのつながりに不安や困難を抱える方もいます。
8月に視察した川崎市子ども夢パークの中にあり公設民営の「フリースペースえん」は、そんな若者たちの居場所として、先進的な取り組みを行っていました。野々市市でも、こうした支援のしくみを検討し、誰もが安心して過ごせる居場所づくりを進めていきたいと考えています。
④ ふるさと歴史館のバリアフリー化と情報発信
最後に、ふるさと歴史館について質問しました。議場では6枚の写真を使って説明し、「デジタルサイネージを含めた看板の設置が必要」と提案しました。
市の執行部の方が写真を見てうなずいてくださる様子を見て、伝わった手応えを感じました。小中学生にもわかりやすい案内があれば、全国的にも価値のある縄文文化をもつ歴史館の魅力が、より多くの方に届くはずです。
今回の一般質問には、いつも応援してくださる後援者の方に加え、若い世代の方も傍聴に来てくださいました。
議場でその姿を見たとき、「このまちの未来を一緒につくっていきたい」と改めて感じました。心から感謝申し上げます。








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