【野々市】スマホに子守りをさせない――親子の時間を取り戻すために
- 中村せせらぎ
- 7月12日
- 読了時間: 2分
7月12日(土)、地域の子育て支援に関するセミナーに参加し、日本小児科医の内海裕美医師による講演を通じて、絵本『ママのスマホになりたい』が紹介されました。
この絵本は、絵本作家のぶみさんが2016年に刊行した作品で、シンガポールの小学生の作文「スマホになりたい」に着想を得て描かれたものです。スマホに夢中な大人に対して、子どもがどれほど「見てほしい」と願っているかを、静かにしかし深く問いかけてくれます。
📖絵本のあらすじとメッセージ
主人公のかんたろうは、ママに自分の作ったブロックの車を見てほしいのに、ママはスマホばかり。テレビ、赤ちゃん、スマホ…とママの関心が自分に向かないことに寂しさを感じたかんたろうは、幼稚園で「大人になったら何になりたい?」と聞かれ、こう答えます。
「ママのスマホになりたい」
この一言が、親子の関係や現代のスマホ依存に対する優しい警鐘となり、親子の絆を見つめ直すきっかけを与えてくれます。
📚 詳細はこちら:WAVE出版の公式紹介ページ
🧒地域で育てる子どもの遊び場
日本医師会・日本小児科医会の啓発資料には、「どこで遊ばせる?どう遊ぶ?」という問いかけがあり、子どもの遊び場を確保するのは地域の大人の責任であるとされています。
公園
子育て広場児童館
図書館
プレーパーク(冒険遊び場)
園庭開放
野々市中央公園にも子どもが遊べる場所はありますが、プレーパークと呼ぶには至っていないのが現状です。今後、地域の声を反映しながら、より自由で創造的な遊び場の整備を進めていきたいと考えています。
スマホの長時間使用は、睡眠・体力・学力・視力・脳機能・コミュニケーション能力のすべてに影響を及ぼすとされています。デジタル社会の中でも、幼少期に大切なことは変わりません。
外遊びをする
よく寝る(幼児は10時間以上)
近視を進行させないために1日2時間以上の外遊び
子どもの話をよく聞き、言葉のキャッチボールを絵本の読み聞かせを積極的に
親の声と手は赤ちゃんにとって最高のおもちゃです。親子でスマホから離れた時間をつくり、共に育つ時間を大切にしていきましょう。












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