【野々市】にじいろカフェで感じた、支え合う力と笑顔の輪
- 中村せせらぎ
- 9月30日
- 読了時間: 2分
9月30日(火)市民活動団体「にじいろエイド」さんが開催する「にじいろカフェ」のお手伝いに参加しました。このカフェは、能登半島地震で被災された方々が安心して過ごせるよう、地域の中で交流できる場として毎月野々市で開かれています。参加者同士が自由に語り合い、不安や孤独を少しでも和らげる時間をつくることを目的とした取り組みです。
朝9時から会場の準備が始まりましたが、楽しみにされていた方が10時の開始前に来場され、自然と会話が始まっていました。私は支援者さんからあずかったティッシュ段ボール3箱分を運び込み、お茶やお菓子の準備をお手伝いしました。熱い飲み物も冷たい飲み物もよく飲まれていて、「おかわりください」と声をかけてくださる方の元気な様子に、私も力をいただきました。
この日は、ハンドマッサージの方が3名来られ、参加者の腕を丁寧にもみほぐしてくださっていました。午後にはヨガ教室が開かれ、身体と心のケアにも力を入れていることが伝わってきました。
また、会員の方が手作りされたかわいくて機能的な手提げかばんや、冬に向けての衣類やタオルが提供され、あっという間に参加者の皆さんの手に渡っていきました。「せせらぎさんのレイアウトのおかげで、支援物資が大人気でした」とお褒めの言葉を頂きました。
昼食には、「薬膳 cooking きらり」さんが作られたお弁当がふるまわれました。豚肉と野菜の黒酢炒め、かぼちゃのサラダ、きのこご飯が入っていて、予約された方に1個300円で提供されました。皆さんがおしゃべりをしながら、健康的な食事をみんなで囲む楽しさを身近に感じられて良かったです。
体のケア、衣服の提供、食事の支援と、生活のさまざまな面に寄り添う活動が行われている「にじいろカフェ」。見知らぬ土地で暮らす避難者の方々が孤立しないよう、つながりを大切にした支援が続けられています。
この日は、参加された方が多く、笑い声が絶えず、皆さんの笑顔がとても印象的でした。ある方が「先月は参加できなかったので、どうしているか気になっていました。会えないと寂しいですね」と声をかけてくださり、お手伝いが私にとっても支えになっています。支えることの喜びと、前向きに生きる姿に触れた一日でした。これからも、こうしたつながりを大切にしながら、市民の皆さんとともに歩んでまいります。














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