【野々市】お寺の言葉と、まちのごみ事情
- 中村せせらぎ
- 9月2日
- 読了時間: 3分
9月2日(火)9月に入り、朝の空気が少しだけ秋めいてきました。市議会へ向かう途中、自転車で通りかかったお寺の掲示板にはこんな言葉がありました。
「無明ということは何でもわかってしまっている暗さです 藤元正樹」わかっているつもりでも、見えていないことがある。そんな気づきをくれる言葉でした。藤元正樹(ふじもとまさき)さんは、浄土真宗の法話者・仏教思想家として知られる方で、仏教の言葉や教えを現代の暮らしに寄り添う形で語られています。特に「無明」や「願い」「人間らしさ」といったテーマを通じて、私たちの心の在り方や迷いを見つめ直す言葉を多く残されています。
稲穂もすくすく育ち、季節の移ろいを感じる一日です。
🗑️ ごみ袋の値段にびっくり
この日は、スーパーで金沢市の指定ごみ袋を見かけました。
サイズは45ℓで、10枚450円。一枚あたり45円です。
一方、普通のごみ袋は同じサイズで50枚278円、一枚あたり約6円弱。
「えっ、こんなに違うの?」と驚かれる方も多いかもしれません。実は、金沢市では家庭ごみの収集が有料で、指定袋の購入が必要です。
🏘️ 石川県内のごみ収集制度の違い
石川県内では、19市町のうち約半数が家庭ごみの有料化を実施しています。たとえば、
・金沢市、小松市、七尾市、加賀市、かほく市、羽咋市、能美市、珠洲市、輪島市などは有料制。
・一方、野々市市、白山市、内灘町、津幡町、川北町、中能登町、穴水町、能登町、志賀町、宝達志水町などは無料制です。
自治体によって、ごみ袋の指定・価格・収集方法が異なります。制度の背景には、ごみの減量や資源の再利用、収集コストの公平な負担など、さまざまな考え方があります。
👉 詳しくは 石川県の家庭ごみ収集一覧(goo住宅・不動産) をご覧ください。
🚛 内灘町のユニークな取り組み
内灘町では、回収箱に持っていくのではなく、各家庭の玄関先にごみを出すと収集してくれる方式です(一部被災地を除く)これは「戸別収集」と呼ばれ、特に高齢者や子育て世帯にとって負担が少ない方法です。家庭ごみの収集について - 内灘町公式ホームページ
ごみステーションまで運ぶ必要がない
雨の日や雪の日でも安心
地域の見守りにもつながる
こうした取り組みは、暮らしのやさしさを感じる制度ですね。
ごみ袋の値段や収集方法は、日々の生活の中で見過ごされがちですが、実は「まちの考え方」や「市民への配慮」が表れている部分でもあります。「自分のまちではどうなっているんだろう?」と調べてみると、地域のことをもっと身近に感じられるかもしれません。
これからも、まちの小さな気づきを、やさしく伝えていきます。












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