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【野々市】いただきますは、“いのち”との出会い

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 6月25日
  • 読了時間: 2分

 6月25日(水)、青竜第二幼稚園で食生活改善推進員として「食育」の訪問活動を行いました。園児のみなさんには、赤・黄・緑の三色に分けた栄養バランスを、クイズを交えながら楽しく学んでもらいました。

🍙 三色のはたらきを知って、給食でクイズ!

  • 🔴 赤の食べ物:血や肉をつくる(お肉・魚・卵など)

  • 🟡 黄の食べ物:力やエネルギーになる(ごはん・パン・油など)

  • 🟢 緑の食べ物:体の調子を整える(野菜・果物・海草など)

私は黄色の食べ物の担当として、おにぎりや油の役割についてお話しました。「見た目の色じゃなくて、“体の中でどう働くか”が大事なんだよ」と伝えると、子どもたちは「えーっ、油も大事なの⁉」と目をまるくしてくれました。

最後には、当日の給食の食材を取り上げて「赤・黄・緑」のどのグループに入るかをクイズ形式で出題。子どもたちは迷いながらも、しっかり考えて、正解するとにっこりと笑顔があふれました。

この日は、林農産の林さんにもお話をいただきました。この日は、林農産の林さんにもお話をいただきました。

「夏野菜は土の上、冬野菜は土の中で育つんだよ」「お肉や魚、野菜にも命がある。だから“いただきます”は命をいただくということなんだよ」

という言葉には、大人の私も心を打たれました。子どもたちにも、この感覚がじんわり届いていたように思います。

しかし、子どもたちの答えで少し気になったのは、林さんが野菜を見せて子どもたちに「どんなおかずができるのかな?」と聞くと、なかなか答えられなかったこと。

 食卓は、味や栄養だけではなく、「言葉」と「会話」でいのちを感じる場所です。育った場所、作ってくれた人、そして「これはなあに?」と話すその時間が、子どもの“食べる心”を育みます。

私は、「私たちの健康は私たちの手で」という食生活改善推進員のスローガンに心から共感しています。そして、子どもたちが“いのち”を感じながら健やかに育つ社会をつくること—これは、私の願いでもあります。

地域・家庭・行政、それぞれの力が重なり合い、命のリズムを子どもたちに届けられるように。これからも丁寧に、誠実に、食育の歩みを重ねていきたいと思います。

 
 
 

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