【野々市】「モバイルバッテリー回収箱」の設置と、制度の動き
- 中村せせらぎ
- 9月3日
- 読了時間: 2分
9月3日(水)は、下林町内の燃えないごみの回収日でした。
この日に合わせて、町内に「モバイルバッテリー回収箱の表示」をしていただきました。
最近は、スマートフォンや小型家電に使われるリチウムイオン電池の火災事故が全国的に増えており、正しい分別と回収がますます重要になっています。
🧯 モバイルバッテリーの火災と、国の新しい制度
2025年9月に発表された政府方針では、モバイルバッテリー・スマートフォン・加熱式たばこなどを対象に、2026年4月から「リサイクル義務化」が始まる予定です。
•🔥 火災事故の増加:2023年度には、収集車や処理施設での発火事故が2万件以上発生。
•♻️ 資源の有効活用:リチウムやコバルトなどの希少資源を再利用するため、回収体制の整備が進められています。
法改正の背景には、この制度は「資源有効利用促進法」の政令改正によって実現し、企業や輸入業者に回収・再資源化の責任が課されます。
市民の皆さんには、家電量販店や公共施設の回収ボックスへの持ち込みが推奨されており、
今後は自治体との連携もさらに強化される見込みです。
👉 詳しくは、産廃メディアの制度解説 をご覧ください。
🏠 野々市市での回収方法と注意点
野々市市では、充電式電池やモバイルバッテリーの廃棄方法について、公式ページで詳しく案内されています。👉 充電式電池使用製品の廃棄について(野々市市公式)
・🔋 電池を取り出せる製品 → 電池は電池回収ボックスへ、製品本体は燃えないごみへ
・🔥 電池を取り出せない製品 → 危険物コンテナへ
・⚠️ 電池は衝撃で発火する可能性があるため、絶縁処理(端子にテープ)をしてから廃棄を。環境省の動画も紹介されています。「なくそう!リチウム蓄電池の火災」や「セーフリサイクル!」など、わかりやすい内容です。
🌱 小さな行動が、大きな安全につながる
モバイルバッテリーは、日々の暮らしに欠かせない存在ですが、廃棄の仕方ひとつでまちの安全や環境に大きな影響を与えます。「回収箱を見かけたら、少し立ち止まって考えてみる」—そんな行動が、未来の安心につながります。
これからも、制度の動きと市民の暮らしをつなぐ情報を、お届けしていきます。










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