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【野々市】3回目の訪問!中学校給食センター〜アツアツの給食と“見えない準備”のすごさ〜】

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 5月28日
  • 読了時間: 2分

 5月28日(水)太平寺にある「中学校給食センター」を見学しました。最近では3回目の訪問です。前回訪れたのは大規模改修が完了した直後で、まだ実際に給食づくりが始まる前のタイミングでした。それだけに、現場が本格稼働している様子を見られるのは感慨深いものがありました。

現在このセンターでは、布水中学校と野々市中学校、あわせて1,700食の中学校給食を毎日つくっています。

この日の献立は、・白飯・牛乳・鶏肉の香草レモン焼き・豆腐とツナのサラダ・米粉のクラムチャウダー合計775キロカロリー。栄養バランスもバッチリのメニューです。

給食はアツアツのまま、「食缶」に入れて配送されます。それぞれ野々市中学校には11時30分、布水中学校へ向けて11時50分に出発し、実際に生徒さんが食べ始めるのは、それぞれ12時25分と12時35分。この時間にピタリと合わせて温かいまま給食を提供するには、工程ごとの緻密な段取りと集中力が必要です。まさに「時間と勝負する職人技」です。

 さらに驚いたのは、こうした日々のメニューがどうやって決まるのかというお話。実は、たとえば2学期の献立については、前年の3月から計画づくりが始まっているそうです。そこから、使用する食材の選定や、栄養バランス・カロリー計算など、細やかな検討が続いていきます。調理の現場だけでなく、裏方の準備にも多くの時間と専門性が注がれていることに改めて感動しました。

 給食費は中学生で1食335円(小学生は280円)。ただし、調理員さんの人件費や施設の運営費など、食材以外の費用は野々市市が全額負担しており、年間でおよそ3億円にのぼります。

また、「地産地消」の視点も大切にされていて、来月からは野々市産の玉ねぎが給食に使われる予定。地元の農家さんもいよいよ収穫の時期だと聞いており、地域とつながる給食の姿がここにもありました。

3回目の訪問では、現場の熱気と同時に、その裏側にある長期的な準備や工夫を知ることができ、本当に貴重な機会となりました。関係者の皆さん、ありがとうございました!

 
 
 

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