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【視察報告】①子どもに「ありのままの自分でいられる場所」~東京学芸大学~

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 5月20日
  • 読了時間: 2分

 5月20日(火)東京学芸大学での講義と、その後に訪れた「いけとおがわプレーパーク」の視察を通じて、改めて子どもにとっての居場所の大切さを実感しました。講師は教育学の専門家、東京学芸大学の柴田彩千子教授

地域とともにある学校「コミュニティ・スクール」や、放課後の居場所づくり、家庭教育支援の取り組みについてお話を伺いました。

私が特に心を動かされたのは、講義後に見学した「いけとおがわプレーパーク」の風景です。緑に囲まれた敷地の中で、子どもたちは火起こしに挑戦したり、池でザリガニを捕まえたり、いかだに乗って遊んだり。そこには「ダメ」と言われることのない、子どもが子どもらしく思いきり遊べる世界が広がっていました。

一緒にいた大人たちは見守るだけ。子どもたちは自分の興味で動き、自分で考え、体を動かし、笑っていました。ああ、こういう場所があるって、本当にいいなあ…と心から思いました。

「安心して自分らしくいられる場所」「ありのままの自分を受け止めてもらえる大人との出会い」そんな場所や大人が、子どもたちの自己肯定感を育み、人生を支えていくのだと感じました。私たちのまち・野々市市にも、こうした「とことん遊べる」「子どもが主役」のプレーパークのような場が必要ではないでしょうか。もちろん、安全面の配慮や運営体制など課題もありますが、「子どもを信じて任せる」大人の意識づくりもまた大切な一歩だと思います。

家庭、学校、地域。

子どもは、どんな大人と出会い、どんなふうに関わって育ったかが、何より大事。

今回の視察で学んだことを、これからの市政にしっかりと活かしていきたいと思います。

※講義では、全国の先進事例として以下の2つの取り組みも紹介されました。

  • 習志野市「秋津コミュニティ」:小学校内の余裕教室を活用した放課後の社会教育活動。保護者同士の学び合いや、家庭教育支援の場としても機能しています。

  • 八王子市立元木小学校の学童連携モデル:学童保育所と学校が密に連携し、子どもたちの様子を共有・支援。運営協議会に学童施設長が参画することで、より実効性の高い連携が実現しています。

 
 
 

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