【羽咋市】空き家バンクとやさしい市役所サービス 〜羽咋市での気づき〜
- 中村せせらぎ
- 6月12日
- 読了時間: 2分
6月12日(木)罹災証明の関係で羽咋市役所を訪れました。
羽咋には、私の母が住んでいた家があり現在は空き家となっています。この空き家を、羽咋市が運用している「空き家バンク」制度に登録したところ、問い合わせがありました。
▼羽咋市 空き家バンク制度についてはこちらhttps://www.city.hakui.lg.jp/iju/house/akiya/index.html
市の職員の方のお話によると、令和6年能登半島地震以降、それまで年間10〜12件程度だった登録が、一気に50件前後に増えたとのこと。災害後、空き家の利活用への関心が高まっていることを実感しました。また、罹災証明の発行においても、空き家が対象となるケースがあり、担当課はその対応に非常に慣れておられました。被災地の経験とノウハウが、こうした形で活かされています。
訪問の際には、庁舎内も少し見学させていただきました。目にとまったのが、議会の掲示板や傍聴案内、ベビーカー2台の無料貸出し、そして授乳室といった設備・サービスの数々。
最近では、子育て中の親御さんが「外出前に授乳室の有無を必ず調べる」といった声も多く聞きます。だからこそ、“どんなサービスがあるか”だけでなく、“どう伝えるか”も大切だと感じました。
庁舎内には、羽咋市の風景写真などが簡単なボードに掲示されていて、ほっと心が和む工夫も。市役所という場所に、親しめる安心できる空間があるのは、とても大事なことですね。
羽咋市での今回の訪問を通じて、「空き家のこれから」と「市民にやさしい行政サービス」という、二つのテーマに改めて向き合うきっかけをいただきました。
小さな気づきを、これからの地域づくりにしっかり活かしていきたいと思います。
















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