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【白山市】白山登山記(後編)白山登拝と奥宮参拝~地域の祈りと自然の力を感じて

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 7月21日
  • 読了時間: 2分

2025年8月21日(月・祝) 今年も白山の頂でご来光を拝むことができました。朝3時に起床し、ヘッドライトを灯して暗闇の中を登り始め、御前峰(標高2,702m)を目指します。山頂で夜明けを待つ間、白山比咩神社の宮司より白山の由来や周囲に見える山々について丁寧なご説明をいただき、神話と地形が重なる瞬間に心が震えました。

前日にお祓いをお願いしており、ご来光の後、奥宮にてトレッキングクラブ代表として私が、白山診療班として中村医師が正式にお祓いを受けました。その後、参加者全員でお神酒をいただき、自然と神事が交差する貴重な時間を共有しました。最高齢は75歳。今年も無事に念願だった奥宮登拝を果たされ、感動の面持ちでした。

  • 登山ルート:他のルートが閉鎖されており、行き帰りは共に「砂防新道」

  • 所要時間:行き6時間、帰り4時間

  • 室堂(標高2,450m)に宿泊し、翌朝に奥宮へ(徒歩1時間弱)

  • 一ノ瀬から別当出合まではシャトルバス利用でバス代は往復2,000円前後

  • 宿泊費:室堂素泊まり 9,000円、私達は自炊棟(白山荘)を利用し、食料を持参しています。食事付きプランもあり:朝食1,500円/夕食2,500円

毎年登山をしていますが、今年は久しぶりに室堂祈祷殿で御朱印をいただきました。お池めぐりでは、例年に比べて残雪が多く、クロユリなどの高山植物にも出会えました。年によってはシーズンが終わってしまうこともあるため、自然のタイミングに感謝です。

朝食はフランスパンにソーセージ、レタス、トマト、きゅうりをのせた自作サンド。山の上で食べる一口は格別でした。

朝食後朝9時には下山を開始。途中、左足に痛みが出ましたが、体重のかけ方を工夫しながら慎重に歩きました。最後の吊り橋を渡る際、「名人は最後の一歩を大事にする」という言葉を思い出し、揺れる橋を一歩一歩踏みしめて、12時30分頃に別当出合へ到着。

 白山に登るということは、自然と向き合い、自分の体力・精神力を見つめ直す時間でもあります。来年も体調を整え、また挑戦したいと思っています。ご来光を奥宮で拝む瞬間は、言葉にできないほどの感動でした。

 
 
 

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