【白山市】白山登山記(前編):議員として、自分の足で挑むということ
- 中村せせらぎ
- 7月20日
- 読了時間: 2分
7月20日(日)、朝4時。野々市市下林に10人が集合し、今年も白山登山が始まりました。議員としての活動とは異なる、個人の力だけで挑む時間。自然と向き合い、心を整える旅の始まりです。
🚍 別当出合へ、そして登山開始
バスで別当出合に到着したのは朝7時過ぎ。今年も自炊棟「白山荘」に宿泊予定ですが、登山道の状況は例年とは異なりました。
残雪が多く、エコーラインも観光新道も閉鎖
選択肢は砂防新道のみ
甚之助小屋までの道中には、滑落の恐れがある箇所も…
心が折れそうになる場面もありましたが、合流した金沢・野々市・小松のベテラン登山家を含め13名それぞれが自分のペースで登り、互いに「お先にどうぞ」と道を譲り合う姿が印象的でした。
🧭 登山道でのマナー:登りが優先される理由
登山中、すれ違いの場面では「登りの人が優先」というマナーがあります。これは単なるルールではなく、自然の中での思いやりの表れです。
✅ 登りが優先される理由 1.体力的な負荷
登りは重力に逆らうため、呼吸やリズムが乱れやすく、一度止まると再び登るのに大きなエネルギーが必要です。
2.視界と足元の違い
登りの人は足元を見ながら慎重に進み、下りの人は広い視界で登ってくる人を早く見つけやすい。私も登りでは足元しか見えていません。
3.安全面の配慮
登りで踏ん張っている人が道を譲ると、滑落や転倒のリスクが高まります。下りの人が一歩脇に避ける方が安全です。
🏕️ 室堂到着と山の時間
午後1時過ぎ、見込み通り6時間かけて室堂に到着。白山神社にお参りし、早く着いた方はそのまま頂上まで往復されていました。
宿泊は自炊棟「白山荘」みんなで焼き肉を囲み、日没を眺めながら語らい、夜8時には静かに就寝。街の喧騒とはまったく違う、静かで濃密な時間が流れていました。
翌朝はご来光(白山頂上)は、午前4時45分。山頂へ向かい、白山の頂からご来光を迎える準備が始まります。




























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