【小松市】雨の一日、文化と市政にふれる時間
- 中村せせらぎ
- 10月5日
- 読了時間: 2分
10月5日(日)富奥地区の運動会は雨のため中止となりました。押野地区は前日に中止を決定していましたが、「何とかできれば…」という願いもむなしく、富奥地区では午前6時に結ネットで正式な中止連絡が入りました。
この日は親戚が集まり、雨の中、古い旅館でお祝いの時間を過ごしました。建物もお庭もとてもすばらしく、特に玄関棟は印象的でした。独特な円窓の出窓や吹き抜け空間が美しく、なんとこの玄関棟は「国の登録有形文化財(建造物)」に指定されているそうです。
「登録有形文化財」とは、国が保存の価値を認めた建物ですが、「重要文化財」とは異なり、保存義務や制限は比較的ゆるやかです。
玄関前には、京都・清水寺の貫主をつとめられた高僧・大西良慶老師の書「法寿長」が掲げられていました。「法寿長」とは、仏教と旅館の繁栄・継続を願う思いが込められた言葉であり、「これは何を意味するのだろう?」と、訪れる人に問いかけるような力を感じました。
107歳まで長寿をまっとうされた良慶老師は、長生きの秘訣としてこう語られたそうです:
よく食べる
よく眠る
よく働く
この「3つがうまく回転してこそ元気は保てる」とのお言葉に、深くうなずきました。
帰宅後は、活動報告の配布へ。雨の中でも市民の皆さんにお届けすることができ、「3のよく働く」は、少しは実践できたかもしれません。
文化財にふれ、家族と語らい、市民の声に耳を傾けるーーそんな一日が、私にとっての市議としての積み重ねです












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