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執筆者の写真中村せせらぎ

【兵庫県小野市】夢と希望の教育

更新日:2023年11月16日

兵庫県小野市人口4.7万人、面積は93.8㎢と野々市の7倍の広さで神戸市と姫路市の中間に位置し市内を加古川が流れ自然も豊かな市です。人口規模・ベッドタウンである点が野々市と似ています。

 小野市は未来を切り拓く原動力は「人づくり」すなわち「教育」と定めて、「おの 夢と希望の教育」を始めました。①基礎学力を定着させるための「読み書き計算」②急激に脳が成長する10歳を意識した小中一貫教育。具体的には河合中学校区では小学校6年生が中学校校舎で学んでいます。中学生活に新中学1年生が慣れないいわゆる中1ギャップならぬ小6年ギャップが無いように、中学3年生が小学6年生と話し合い不安を話し合う機会が十分に取られています。

もちろん、これだけの改革を進めるには学校と教育員会も変わらねばなりません。教員・学校の仕事を考えなおす試みが以下です。

 1)教育委員会の学校訪問廃止  2)市の研究指定の廃止(県の研究指定はあり)

 3)定例の定例教育委員会の廃止 4)卒業式の教育委員会の告示の廃止

 5)学校独自の教育予算を各校50万円 6)リーフレット「夢と希望の教育」(A4カラー8枚分)保護者へ配布

 野々市市の不登校生徒は、令和2年で1000人当たり19.8人(全国20.4人)その後も増えています。この状態を解消していくためにも、こどもたちのみんなのために何が最善かを考えていきます。小野市の学校教育予算(ソフト面)は右肩上がりの2.5億円と予算も配慮されています。小野市は前々教育長の決断とその後の教育に携わる方のたゆまぬ努力で20年近くかけてこの教育を作り上げてこられました。多大なる敬意を表します。

 平田真実小野市議(2ショット写真の方)とは8月の議員研修以降懇意にさせて頂き、金沢出身の村本洋子市議にもご指導頂きありがとうございました。

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