【野々市】議会運営の変化と、制度改正に向き合う日々
- 中村せせらぎ
- 6 日前
- 読了時間: 2分
4月25日(金)午後、全員協議会が開かれました。これに先立ち、議会運営委員会も開催されています。
協議会では、会派に貸与しているパソコンの更新について報告がありました。5月に新しいパソコンに切り替わりますが、用意されるのは8台。議員は15名おりますが、全員分はありません。現在、議員個々に配布されているのはタブレット端末のみです。
パソコンの配分は、
野々市フォーラム(8名)には2台
ののいち市民の会(3名)には1台
1人会派にはそれぞれ1台
という形になります。これまではデスクトップ型1台、ノート型7台でしたが、更新後はノート型8台となり、画面サイズも従来どおり15.6インチです。
しかし、今の時代、パソコンは「会派ごと」ではなく「議員ひとりに1台」が当たり前になりつつあります。個々に情報管理や文書作成が求められる中で、環境整備のあり方も見直す必要性を感じています。
また、議員報酬や旅費に関する条例の一部改正についても報告がありました。市長・副市長・教育長・市議会議員について、埼玉県、東京都、京都府での宿泊時の旅費上限がこれまでの14,800円から27,000円へ引き上げられました。これまでは、繁忙期などに上限内で宿泊先を確保するのが難しく、やり繰りに苦労する場面も多くありましたので、現実に即した改正だと感じます。
一方で、食事代に関する扱いは厳格化されました。宿泊費には本来の素泊まり料金のみが対象となり、食事代は別途控除されます。食事代が明記されていない場合には、朝食800円、夕食800円を目安に減額して計算するルールです。
例えば、私が5月に宿泊を予約している東横インでは、朝食が無料提供されています。そのため、宿泊費から朝食分800円を差し引いた額で政務活動費の申請を行うことになります。この点については、議会事務局から「運営を見ながら政務活動費の手引きも修正する予定」との説明がありました。それまでは都度、事務局に確認を取りながら対応する形となります。
こうして、時代や状況に応じて制度や運用も変わっていきます。制度の見直しや、柔軟な対応を求められる場面も増えていますが、しっかりと学び、対応していきたいと思います。これからも、市民の皆さまにとって分かりやすく、信頼される議会運営をめざして、努力を続けてまいります。
Comments