【羽咋市】いしる干しの香りとともに、能登の復興に願いをこめて
- 中村せせらぎ
- 5月2日
- 読了時間: 2分
更新日:6 日前
5月2日(金)ここ数日、鼻水と咳があり、なるべく静かに過ごしておりました。ようやく少しずつ調子が戻ってきて、気力も回復してきたところです。
そんな中、羽咋を訪ねる機会がありました。親戚の方から「体調が良くなるように」と、パッチシールや柏餅をいただきました。こうした気遣いが心にしみます。体調がすぐれないと気力まで失いがちですが、人の温かさにふれて、元気をいただきました。
羽咋の道の駅では、輪島市の塩辛と志賀町の「アジのいしる干し」を購入しました。
「いしる干し」とは、能登の伝統的な魚醤「いしる」に漬け込んで干した魚のこと。いしるは、イカや魚を原料に発酵させた旨味たっぷりの調味料で、独特の風味と深い味わいが特徴です。干物にすることで、旨味がぎゅっと凝縮され、焼くと香ばしく、ご飯にもお酒にもよく合います。能登の海の恵みを感じられる味わいです。
令和6年、能登半島地震、奥能登豪雨災害では、多くの地域が甚大な被害を受けました。今もなお、不便な生活を強いられている方々がいらっしゃいます。復興はまだ道半ばですが、地域の産品を購入したり、現地を訪れることもまた、小さな支援につながります。
能登の味や人のぬくもりにふれながら、私たち一人ひとりができる形で、復興を後押ししていきたい。そして、未来に希望がつながる復興となるよう、心から願っています。
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