岐阜県多治見市の 自然育児 森のわらべ多治見園に行ってきました。理念は、豊かな自然と温かい人々に囲まれて、柔らかく、たくましい心を育む。
言葉で聞くより、実際の現場を見学した方がわかると思い、見学をさせてもらいました。喜多緑地の森で、11名の子どもさんが森に入っていく。スタッフは4人。約束は大人とはぐれないこと。後ろの友達を見ること。笹舟を作ったり、アメンボを捕まえたり、自分がしたいことをして森で過ごします。沢の水たまりにもじゃぶじゃぶ入っていく。全身濡れてもそこは手慣れたもので、着替えセットも各自用意してきており、気持ち悪くなったら着替える。洗濯物毎日大変だろうなと一瞬思った私は凡人です。
子どもたちの1年間でのプロジェクトは「お友だち3人で衣・食・住・美のいずれかのテーマで何かを作り上げる事」3人でするというのが仲間作りの始まり。理念・ねっこが子どもらにゆきわたっていなければ、プロジェクトはできません。子どもらはちゃんとわかっています。子どもらが考える時間と空間が森にありました。
長時間保育・給食・手間をかけない子ども、今の一部の大人が望んでいるものが間違っているとは言いませんが、
「どこでどんな子育てをしたいか」「幼少期の子どもに何を感じてほしいか」と考えたとき森のわらべ多治見園が選択できるのは、とても素敵なことだと思いました。
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