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【金沢市】春の風景と地域猫、そして人と動物が共に暮らす地域へ

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 4月11日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月14日

 4月11日(金)所属している研究会で、総会と研修先の打ち合わせに初めて参加しました。議員の参加者もいることから、各議会日程の調整や会場の確保、全国の視察候補地などが話し合われました。先輩方がこれまでに訪れた視察先について詳しくご存じなのに感心し、視察の準備における打ち合わせの大切さを実感しました。候補には日光や奈良などが挙がっていました。

その合間、活動報告を配布していると、満開の桜と空を泳ぐこいのぼりが共演する、春ならではの美しい風景に出会いました。思わず足を止めたほどの、心和むひとときでした。

 夕方、再び活動報告を配布していたところ、同じ場所に猫が5匹も集まっているのを見かけました。地域猫かもしれないと思い、地域猫の保護・支援活動を行っている「ののいち にゃんこのおうち」の方に連絡して確認しました。

■「地域猫」とは?

地域猫とは、地域住民に見守られながら、屋外で暮らす飼い主のいない猫のことを指します。野良猫と区別される点は、地域で適切に不妊・去勢手術を受け、餌やりや排せつの管理をボランティアや住民が行いながら共生している点です。繁殖を防ぎ、トラブルを減らしながら命を守る取り組みとして、全国に広がりつつあります。

「さくら耳」のある猫は「さくらねこ」と呼ばれ、不妊手術を受けた証として耳先を桜の花びらのようにV字にカットされています。“さくらねこ”は、すでに不妊手術を終えた地域猫で、再び麻酔や手術を受けることを防ぐための目印にもなっています。

この取り組みは、殺処分ゼロを目指す愛猫家やボランティアの方々によって広がってきました。名前の由来は、2012年10月に沖縄県石垣島で行われた一斉TNR(捕獲・不妊去勢・元の場所へ戻す)活動をきっかけに誕生したものだそうです。

 初めて聞いた時は信じられませんでしたが、野々市市内にも野良猫が多くいる地域があり、実際に捕獲と保護が行われています。

市では、「飼い主のいない猫の不妊・去勢支援事業補助金制度」が設けられており、一定の要件を満たした団体には1頭につき5,000円の助成が出ます。ただし、実際の費用はそれだけでは足りない場合も多く、活動の多くは寄付や自費によって支えられているのが現状です。

さらに、令和6年能登半島地震の影響で、飼い主と離れ離れになった猫の増加や、避妊が間に合わなかった猫たちの保護が追いつかない状況も報告されています。

人も動物も、共に安心して暮らせる地域を目指して。地域で見守り、助け合いながら暮らしていける仕組みづくりに、これからも取り組んでまいります。

野々市市で地域猫の保護・支援活動を行っている「ののいち にゃんこのおうち」さんのホームページでは、詳しい活動内容や支援の方法も紹介されています。ぜひご覧ください。👉 ののいち にゃんこのおうち

 
 
 

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〒921-8831 石川県野々市市下林四丁目612番

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