「学校の勉強って何のため?」というタイトルに魅かれて、金沢学生のまち市民交流館での講演会とフリートークに参加しました。講師は以前金沢大学で「教育学」「教育社会学」を教えていた大東文化大学の松田洋介教授です。「何のために学ぶか」がわかれば、今学校に行くという選択をしなかった子どもたちの生き方に新たな考えが加えられるのではとの思いです。
松田さんは、「学校は、私たちの日常生活から切り離されている」「学校の勉強は日常生活には(あまり/すぐには)役にたたない」「役に立たないことを学ぶ意味はあるのか?」と考え始めたそうです。
学校に行かなくても話をすることは出来るようになりますが、学校で学ぶことでの1番のすばらしさは、【文字】を獲得できるようになる。
また、子どもに必要なのは、「あなたがいてくれるから嬉しい」といった思いが伝わること。こどもは勉強しなくても学校へ行かなくても、本当は勉強もした方がいいし、学校にも行った方がいいと考えている子も多い。そうでなくても「勉強しなくてもよい」「学校に行かなくてもいい」と分かること思う事が、1つきっかけ、転機になります。
学校はさまざまな「出会い」を作ってきた。学校での「出会い」によってつくられた関係に支えられて生きてきた。 「みんなで一緒に生きてきた」という経験「誰かに大切にされてきた」という経験、「何かを学ぶことが楽しかった」という経験、「何かを達成できた」という経験が、その後の人生を生きる上での糧になる。 そんな大切な経験は学校でなくても出来ますが、学校という場はその機会を多く生み出してくれる場所でもあると感じます。 進行役の方が、講演会後に「学校に行かないと体力が著しく落ちるので、体力はつける必要があります」とアドバイスを頂きました。
今日も、畑にコンクリートのブロックを加えて、橋を強化しました。
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