【野々市】野々市明倫高等学校・2回目の学校訪問

　明倫高校へ学校公開中の２回目の訪問。お目当ては21Hの公共の授業です。去年から公民の科目が「公共」へと変わりました。「公共」とは、現代社会の諸課題を理解した上で，どのように社会に関わるか， どのような社会をつくっていくか，という視点で課題を考える科目で、今日は「ワークライフバランスを考える」がテーマでした。

　仕事と生活に加え多様な選択ができることがいわゆるワークライフバランス。生徒さんはその理念の先にあるのが「みんな幸せになること」だと認識していて、そのための企業や働く側の立場メリット・デメリットをグループ学習で話し合っていました。

　このクラスを「いしかわ師範塾」の生徒が見学をしておられました。いしかわ師範塾は、石川県の公立学校教員をめざす大学生や講師を対象とした実践的な研修システムで、見学していた生徒さんは県外の大学に通う明倫高校の卒業生でした。大学3年生なので、高校２年生とも年齢が大変近く、生徒と同じ目線でも考えられるのが強みです。教員を目指す方が増えることも期待しています。

　明倫高校と翠星高校との交流では、翠星高校で育てた野菜を明倫高校で販売していました。

　午前、議会改革特別委員会があり、野々市市議会としては初めて開催を予定している議会報告会について、議会の報告と市民から意見を聴く意見交換会の２つを主軸として行うことになりました。