野々市市教育センターへ伺いました。2001年から、ふれあい教室などを新たに設け不登校児童・生徒の適応指導教室を開設しています。
今心理的に不安定で家庭以外の居場所を失っている不登校の子どもらに寄り添っています。子どもたちにとって、学校に行く。教室に行く。ことは、とてもエネルギーのいることなのです。センターに来る回数もひとそれぞれです。
家を出て人と接することに慣れていない子どもたちは、繊細で、周囲が「貴方がいてくれて良かった」という自己肯定を何度も感じてもらうことが大事となります。グループではなく、子ども一人と相談員指導員とがまず向き合うことから始まります。それは子どもたちにはとても需要なことなのだと感じます。
ガラスのように繊細な子どもたちが、どのように人と接するためのエネルギーを貯めてもらうかが今後の課題でもあります。子どもたちの置かれている状況に心が痛み辛いけれども、子どもらの現状を知って良かったと思います。ありがとうございました。
今日9月29日(金)は、月が特に美しいとされる「中秋の名月」で満月です。家からとても美しい月が見えました。
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