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執筆者の写真中村せせらぎ

【野々市】超高齢社会での防災・減災

 高齢社会とは、65歳以上を高齢者と位置付けて、高齢者が14%を超えた社会を「高齢社会」21%を超えた社会を「超高齢社会」と呼んでいます。

 石川県調べ(令和2年)で、奥能登2市2町(珠洲市能登町穴水町輪島市)での高齢化率は48.9%。この自治体は、令和6年能登半島地震で甚大な被害を受けた自治体です。

 野々市市は65歳以上の高齢者は県内で最も低い20.2%でした(令和2年時点)

 そのうち、75歳以上の高齢者は約5500人。要介護者は約1800人。被災した時に真っ先に助けるべき人です。避難所に行くことができるのは元気な方で、避難所へ行くことができない方こそ真っ先に支援が必要な方だとこの地震を通じて改めて感じました。

 避難行動要支援者名簿に掲載された方を救うには、公的機関だけでは難しいので、各町内の方の力が必要だと説かれてきましたが、輪島からの被災者を受け入れている野々市であるからこそ、今見直す必要があると感じます。

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