【野々市】育て家庭を支えるまちへ 〜出生率から見える野々市の可能性〜
- 中村せせらぎ
- 4月12日
- 読了時間: 2分
4月12日(土)赤ちゃんや子ども向けの衣類や育児用品を取り扱っているお店に出かけました。ここでは、ベビー服やおむつ、離乳食、おもちゃなど、子育てに必要なものが幅広くそろっており、妊娠中の方から小さなお子さんを育てているご家庭にとって頼れる存在となっています。店内には、オムツ交換ができるスペースもあり、お子さん連れでも安心して買い物ができる配慮がされています。また、おもちゃコーナーには、初めて手にする絵本や知育玩具なども充実していて、大人が見ていても楽しい空間でした。
■出生率から見える、野々市の子育ての今
ところで、2023年時点の「出生数(赤ちゃんの数)」は、市によって違います。
白山市:746人(前年比マイナス8人)
野々市市:503人(前年比マイナス26人)
能美市:346人(前年比プラス14人)
その一方で、「人口1,000人あたりの出生数(出生率)」では、野々市市が 9.38人と、近隣で高い数値となっています。
白山市:6.62人
能美市:7.12人
野々市市:9.38人
さらに、「合計特殊出生率(※)」の5年間平均(2018~2022年)を見ると、野々市市は 1.62 で、全国平均(2022年は1.26)を上回る水準です。
※合計特殊出生率とは:15歳から49歳の女性が、各年齢の出生率で一生のうちに産むと仮定した場合の子どもの数を示す指標です。人口の維持に必要とされる「2.07」を下回ると、次世代の人口が自然減少する可能性があるとされています。
出生数自体は減少傾向にありますが、野々市市の出生率は高く、今後も、出産・育児を支える環境づくりや、働くご家庭を応援する施策など、地域全体で子育てを支える取り組みが大切です。
私自身も、現場を見て感じたこと、データから読み取れる課題をもとに、今後の施策につなげていけるよう取り組んでまいります。
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