【野々市】老人福祉センター椿荘改修は2025年10月
- 中村せせらぎ
- 3月12日
- 読了時間: 2分
3月12日(水)午後の教育福祉常任委員会では、お年寄りの相談窓口である「郷・押野地区地域包括支援センター」の委託先変更について報告がありました。これまで委託されていた仁智会(金沢南ケアセンター)が辞退したため、来年度(4月)からは扇翔会(南ケ丘病院)が業務を引き継ぐことになりました。
4月1日からの変更に向けて時間がないため、新しい所在地(南が丘病院内)や問い合わせ先の電話番号の変更周知など、現在とこれからの利用者への連絡が急務です。利用者には、現在の委託先である仁智会から案内を行い、さらに4月1日の野々市広報にも掲載して周知を図るとの説明がありましたが、混乱が生じないよう、改めて丁寧な対応をお願いしました。
老人福祉センター椿荘および中央児童館の大規模改修工事
また、老人福祉センター椿荘および中央児童館の大規模改修工事についても報告がありました。
改修部分: 鉄筋コンクリート造平屋 1,484㎡
増築部分: 300㎡
予算額: 6億2,700万円
工事期間: 今年9月から翌年9月までの1年間
椿荘の年間利用者数は令和5年度で17,951人(1日平均80人)ですが、代替施設の明確な提示はありませんでした。一方で、現在シャワーが1つしかなく不便という声が多く寄せられていた浴室については、改築後には6つに増えるとのことで安心しました。中央児童館については、菅原の跡地に代替施設が用意されています。
本日の委員会には北陸中日新聞や北國新聞の記者も傍聴しており、紙面やネットで記事が掲載される可能性があります。
ギャンブル依存症の支援に関する対話
夕方には、過度のギャンブルで困難を抱える人の自助グループ「GA野々市グループ」の方とお話をしました。最近、オンラインカジノなどスマホを利用したギャンブル依存症が若年層を中心に増加し、社会問題となっています。
グループでは当事者同士の対話会を実施し、体験を共有することで自身の問題と向き合い、依存症からの回復を目指しています。また、アルコール依存症からの回復を支援する自助グループ「アルコホーリクス・アノニマス」の本も紹介していただきました。こうした活動は世界中に広がっており、依存症対策として重要な役割を果たしています。
地域の福祉や依存症対策について、引き続き関心を持ち、支援のあり方を考えていきたいと思います。
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