9月の一般質問で、高齢者施設の待機者を伺ったところ、特別養護老人ホームで45人、介護老人保健施設で36人との回答がありました。
今日、特別養護老人ホーム「かんじん」を訪問、現在待機者84人うち野々市市民は20名、平均年齢は男性約88歳、女性は90歳で、最高齢は105歳。入所70名短期入所20名に対して職員は50名近くいます。障害のある方の就労支援施設支援事業所が併設されていて新しい連携をしている施設です。各自のスキルなどによって就労内容は変わりますが、入所者さんのお部屋の洗面台をお掃除している様子を見せて頂きましたが、本当に丁寧な仕事ぶりでした。その他にも洗濯物をたたんで、各入所者の方のカバンに入れる作業などもあり、人手があればあるほど助かる介護現場で、介護する方のサポートをしています。良い取組みだと思いました。
介護老人保健施設「金沢南ケアセンター」では、待機者が70名うち野々市市民は半分以上。入所者の平均年齢は87歳、要介護3が平均です。特養との違いは介護老人保健施設は医師が常駐していて体調管理やリハビリに力を入れており3割の方は自宅へ戻ります。職員の方の離職より、若い方や新規の方が就職しないことの方が深刻だと話していました。どの業界も人手不足は深刻ですが、介護者の不足は、入居者の方へのサービスが低下に直結することを心配されていました。
夕方、国土交通省東北整備局長として着任53日目に東日本大震災が発生し、人命救助・復旧に尽力した徳山日出男氏の講演で、発災直後からの被害情報の収集や窓口一本化などを短時間で決断したことがご自身のメモで節女されました。
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