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【野々市】映画『能登のデモクラシー』に見る、地方政治とメディアの役割

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 4月29日
  • 読了時間: 2分

更新日:4月30日

 4月29日(火祝)家族の咳がうつってしまったのか、ここ数日、鼻水が止まりません。参列したお葬式では、涙と咳が重なり、周囲にご迷惑をおかけしてしまいました。それでも、午後からの活動へ。体調は万全とは言えず、マスクを貸していただくほどでした。

「自分の健康を守れずに、市民の健康や安心を守れるのか」と反省しきりです。まずは自分自身を整えることが、政治を預かる者の責任でもあると、改めて感じています。

そんな中で、知り合いからいただいたタケノコとわらびを、タケノコごはん・わらびと油揚げの煮物にしていただきました。旬の食材は、まさに自然からの贈り物。体にしみわたるおいしさで、少し元気が戻ってきた気がします。

 映画『能登のデモクラシー』が描く、地域の声と政治の距離

5月17日(金)より劇場公開される石川テレビ制作の映画『能登のデモクラシー』。石川県穴水町を舞台に、静かに、しかし確かな問いを私たちに投げかける作品です。

映画の中心人物は、限界集落に暮らす元中学校教師・滝井元之さん。2020年から手書きの新聞「紡ぐ」を月2回発行し、利益誘導型の政策や町の将来への疑問を住民の目線から綴ってきました。メディアの取材がほとんど入らない地域で、滝井さんの新聞が町民にとって最も信頼される情報源となっている姿は、「民主主義とは何か」を改めて考えさせられるものでした。

本作では、・町に定例会見が存在しないという現実・テレビや新聞がほとんど取材に来ない「ニュース砂漠」化した町・「我慢強さ」が行動や発言を抑えてしまう風土などが描かれています。

監督は『はりぼて』や『裸のムラ』で地方政治の裏側に鋭く切り込んだ五百旗頭幸男さん。今作でも、地域に寄り添いながら、「声なき声」に光を当てる視点が貫かれています。終盤では町で語ることさえ憚られる“タブー”にまで切り込んでおり、見る人に深く問いを投げかける作品になっているようです。

詳しくは、映画の公式サイトはコチラ。🎬 公式サイト → https://notodemocracy.jp/

野々市の議会も、もっと「届く言葉」で

この映画を通じて、私は「議会の見える化」について改めて考えさせられました。議論や仕組みが整っていること以上に、それが“伝わっているかどうか”が市民の信頼につながります。

野々市市は情報公開は進んでいますが、それだけで満足してはいけない。市民の実感として「届いている」「共に考えている」と思えるよう、これからも自分の言葉で丁寧に伝えていきたいと強く思いました。

政治とは、日々の暮らしの中にあるもの。そんな思いを新たにしました。

 
 
 

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〒921-8831 石川県野々市市下林四丁目612番

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