【野々市】新一年生が仲間入り、そして市民活動を支える未来
- 中村せせらぎ
- 4月8日
- 読了時間: 2分
4月8日(火)今朝から、集団登校にピカピカの一年生が仲間入りしました。大きなランドセルを背負って、一生懸命歩く姿がとても微笑ましく、地域のみなさんも自然と笑顔に。春のあたたかな空気に、新しい出発の喜びを感じた朝でした。
久しぶりに訪れた畑では、たまねぎが元気に育っていました。冬を越え、しっかりと根を張った姿に、自然の力強さと時間の流れを実感します。
午後は、「公益財団法人 国際文化会館」の政策起業家プラットフォーム(PEP)の方と、Zoomでお話をする機会をいただきました。この団体は、1952年にロックフェラー財団などの支援により設立され、日本と世界の文化交流や相互理解を進めることを目的としています。
今回のテーマは、「より良いまちづくりのために市民活動団体をどう育てていくか」。行政では手が届きにくい分野を、市民の力で補い、支えていく。そのためにも、市民活動団体を草の根から育てていく必要がある—そんな思いを共有しながら、野々市市の現状や課題について意見交換をしました。
PEPの方からも、「この取り組みはとても重要です」との力強い言葉をいただき、大きな励みになりました。PEPでは、学生向けのプログラムも展開しており、地域課題に関心を持ち、解決に向けて行動する若者の育成にも力を入れています。
野々市市には、金沢工業大学という地域と連携した教育に熱心な大学があります。SDGsや都市との協働事業に取り組む中で、学生たちが市民活動団体の一員として関わり、その経験を積んでいく。そうした若者たちが、10年後には地域の中心として活躍している——そんな未来を想像すると、今からとても楽しみです。
地域の力は、草の根の活動から育ちます。学生や若い世代の参加を促しながら、市民の手によるまちづくりを、これからも一緒に進めていきたいと思います。
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