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執筆者の写真中村せせらぎ

【野々市】推しプロレスラー関札晧太・国史末松廃寺・蔵の中のアート

更新日:2023年11月5日

 末松にある国史跡末松廃寺の発掘調査の現地説明会がありました。

末松廃寺は、670年(白鳳時代とも飛鳥時代とも呼ばれる)に建てられた北陸最古のお寺です。今回は「金堂」の発掘について。当時、北陸の地に初めてお寺をたてるというので、当時の人は 瓦を8㎞離れた能美市の窯から持ってきて、重い瓦を乗せるので、手取川から持ってきた玉石を敷いて地盤強化をしています。試行錯誤の連続だったと推察します。説明会には地元の方をはじめ岐阜県恵那市や羽咋市の職員の視察もあり、関心の高さをうかがわせました。

 野々市市郷土資料館の蔵で、インスタレーションが始まっています。インスタレーションとは、ある特定の空間にオブジェや装置を置いて、作家の意向に沿って空間を構成し変化・異化させ、場所や空間全体を作品として体験させる芸術だそうです。

 薄暗くひんやりとした蔵で、35個の分針のかすかな音が醸し出す世界を感じてください。この作品の作家・大谷内真郷さんは私の10年来の友人で、ひさびさの邂逅でした。 

 

 


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