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【野々市】委員会の始動と、心にふれる語らいの場「おしゃべりカフェ デコポン」

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 4月22日
  • 読了時間: 3分

 4月22日(火)本日は午前中、スポーツ施設等特別委員会が開かれました。新しいメンバーでの初回ということもあり、少し緊張感もありましたが、会議が始まるとすぐに雰囲気もなごみ、年間スケジュールについての意見交換が活発に行われました。

今回は特に、委員会の名称の見直しや、年間の活動計画をどう進めていくかについて議論が深まり、メンバーそれぞれの思いや問題意識が交差する有意義な時間となりました。委員会活動が市民の皆さんの暮らしにどう関わっていくのか、しっかりと検討を重ねてまいります。午後は、にぎわいの里ののいち カミーノで開かれた「おしゃべりカフェ デコポン」に参加しました。このカフェは、市民活動センターに登録されている団体の方々が毎月開催しているもので、どなたでも気軽に立ち寄れる「語りの場」です。

 目的は、「日常感じることや悩みを、気兼ねなく話し、心を軽くすること」「ワークショップや手作り体験を楽しみ、心豊かな時間を過ごすこと」この日、参加者は7名。中にはスクールカウンセラーや社会福祉士の方が3名いらっしゃり、自己紹介の中で、「なぜ社会福祉士になったのか?」というお話に。ある方は、資格取得のために「東京の通信制大学のスクーリング(対面授業)」に通われた経験を語ってくださいました。大卒資格が必要だったこと、そこで初めて知った世界、家族との葛藤など、率直で深いお話でした。話が進むにつれて、家族との向き合い方にテーマが移り、会話の空気も少し重く、でもどこか温かな時間に。名前の話で、ふっと笑顔にその空気をふっと和らげてくれたのが、同年代の女性の主催者の方が提案してくださったこちらのテーマ「自分の名前の由来と、それについてどう思っているか?」私は「せせらぎ」という名前なのですが、子どもの頃はその珍しさに戸惑いがありました。入学式や卒業式で呼ばれるとざわつきがあって、正直、あまり嬉しくなかったのです。でも今では、「この名前でよかったな」と思えるようになりました。ほかの参加者の皆さんも、 「最初は恥ずかしかったけど、だんだん好きになった」「親が最初にくれたプレゼントが“名前”だと聞いて、大切にしようと思えた」というお話をされていて、場の雰囲気があたたかく、優しくなっていきました。

 この日の話題に出てきた「社会福祉士」という資格についても、少しだけご紹介しておきます。社会福祉士は、子ども・高齢者・障がい者などの福祉支援を専門的に行う国家資格で、相談援助のスペシャリストとも言われています。取得には、福祉系の大学卒業や実務経験が必要ですが、最近では通信制大学を利用して取得される方も多くいらっしゃいます。通信制大学では、日常は自宅学習をしつつ、年に数回の「スクーリング(対面授業)」を受けることで学びを深めていくスタイルです。家事や仕事と両立しながら学ぶ方も多く、人生の後半から新たな資格に挑戦されるお話にはとても励まされました。「おしゃべりカフェ デコポン」は、少人数ながらも、心の深いところに触れられる場所でした。名前や家族のこと、自分のこれまでとこれから─そんな話を、静かに、でも自由に交わせる「心の居場所」であるように願います。

 
 
 

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