top of page
検索
執筆者の写真中村せせらぎ

【野々市】出会い触れ合い磨き合い

更新日:11月15日

 11月14日(木)  全国で、義務教育段階で、学校教育を選ばなかった子供達は10年連続で増加しており、  令和5年度に学校に行かない選択をした小学生は13万人(令和4年度10.5万人)、中学生は21.6万人(令和4年度19.3万人)合わせて34.6万人。11年連続増加し、過去最多と10月末に発表がありました。 https://www.mext.go.jp/content/20241031-mxt_jidou02-100002753_2_2.pdf  野々市市でも、学校教育を選ばなかった子どもたちがいます。  本町4丁目にある「野々市市教育センター」にある「ふれあい教室」には、自宅以外に居場所が少ない子どもが希望して通っており、10月末現在40人程です。①自分の興味・関心のあることに取り組む②学校の課題を自分のペースで計画的に取り組む③農園・花壇栽培・調理実習・自然体験などをしています。私自身が親子農園の畑をお手伝いして農作業に携わっているので、センターの裏手にある「ふれあい農園」での子どもたちが行う農作業はとても良い体験だと感じています。毎日世話をすることで少しづつ成長していく作物は、子どもたちにいろいろな事を教えてくれていると感じます。  10月に視察した東京都大田区立御園中学校分教室は、2021年に学びの多様化学校(旧・不登校特例校)」として指定を受け、定員各学年8名のところ、7月現在47人の生徒が在籍していました。 https://www.city.ota.tokyo.jp/kyouiku/gakukyou/futoukou-nayami.files/youran0829.pdf  勉強をしたいけれど大人数の学校では出来ないというお子さんが通っておられる印象でした。大田区には28の中学校に1万人のこどもが通っており、2つの中学校に1500人の中学生がいる野々市市とは規模が違いますが、こどもたちが1人でも社会とつながる機会を増やしたいという気持ちは同じです。異学年での移動教室や農業体験、漁業体験、職場体験など社会とつながり、自立するための資質・能力を育む様々な体験活動をに力を入れており、そのことは、こどもたちの未来にとってどこかの段階で必ず一助となるはずだと思います。

 わたしがお手伝いしている親子農園では、現在、スナックエンドウとソラマメを植えていてる真っ最中。今は、伸びてくるであろうツルのためにネットをつけています。収穫は来年6月です。春収穫のイチゴも含めて、寒い冬を乗り越えて実を結ぶのを見守ります。

0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page