午前、教育福祉常任委員会で、市内小中学校の「暴力行為」「いじめ」「不登校」など生徒の諸問題についての説明がありました。
これは、毎年文部科学省が行っている調査で、10月4日に発表されています。
30日以上学校に行けない「不登校」児童・生徒には、小学校で10.5万人、中学校で19.3万人。年々増加しています。野々市市でも、令和5年度より教育センターの相談員を増員などしていますが、生徒と対応する人員はまだまだ増やす必要があります。
不登校の要因は、全国では「無気力・不安」(51.8%)「生活リズムの乱れ,あそび,非行」(11.4%)「いじめを除く友人関係をめぐる問題」(9.2%)となっていますが、野々市市教育センターや兵庫県川西市外の視察でも、不登校は幾つもの要因が重なっていていて、子どもたちは繊細であり対応には時間がかかるとの話でした。
自主防災会の2023年の総括会議では、9月の防災訓練で結ネットでの安否確認(78人)が増えたものの、避難の際のタオル掲示が増えていないので周知徹底すること、来年は子どもたちを対象に夜の避難所を体験する「夜の防災訓練」の実施などを目標としました。
かほく市のグループホームが入所者に適切な食事を与えない虐待があったとして、事業者指定を取り消される行政処分がありました。入所者27人全員が外の介護施設に移れたということがまずは良かったと考えるべきでしょうが、かほく市としての指導も今後必要になります。
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