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【野々市】ゼロ予算でもできる!保育・子育ての新しい未来~

  • 執筆者の写真: 中村せせらぎ
    中村せせらぎ
  • 5月9日
  • 読了時間: 3分

 5月9日(金)午前と午後、2つの勉強会に参加しました。まさに“目からウロコ”の勉強会でした!

最初のテーマは「保育士確保の新戦略」。保育士養成校の卒業生数は、15年前からたった7%しか増えていないのに、働く場所は放課後等デイサービスなど2倍に広がっている現状。しかも2024年以降、全国で37校の保育士養成校が学生募集を停止しており(2025年5月現在)、将来の保育士不足がますます深刻になると予想されています。地元・石川県の北陸学院大学でも、2026年度以降「教育学部 幼児教育学科」および「初等中等教育学科」の学生募集を停止することが決定されました。地域の保育や教育を支える大切な人材の入口が減ってしまうことは、子育て支援全体への大きな影響が懸念されます。

 そんな中で紹介されたのが「ゼロ予算で保育士を確保する仕組み」。厚労省の助成金を活用し、働きながら保育士資格を取得できるサポート体制。なんと法人側の負担ゼロで、受講料や勤務時間の配慮も含めた仕組みが全国180法人で導入済みとのこと!保育人材の確保を“自治体と地域全体で支える時代”が、もう始まっているのだと実感しました。

 午後のテーマは、「財政負担ゼロでできる子育て世帯の課題解決とは」。

一番印象に残ったのは「おむつのサブスクリプション(定額使い放題)サービス」でした。なんと、保育施設にメーカーからおむつが直接届き、保護者は一切持ち込まなくてOK!名前を書く手間も不要で、園でも在庫管理や履かせ間違いの心配が減るという画期的な仕組みです。広島市の保護者アンケートでは、約9割が「負担が軽減した」と回答。保育士の業務負担も週に30分〜1時間削減されているというデータには、本当に驚きました。

 私もZoomで質問させていただき、能登半島地震での「おむつサブスクの災害時活用」について伺いました。災害時には、保育施設にあるおむつを地域にも開放できる仕組みがあるとのことで、まさに子育てと防災が一体となった支援策です。

 夕方、地域包括支援センターを訪問。令和7年度の「高齢者あんしんガイドブック」がすでに用意されており、1ページ目には郷・押野地区地域包括支援センターの新しい住所が掲載されていました。小さな情報ですが、地域にとって大切なことです。

そして、スーパーで目にしたのが、「ローリングストック」のお知らせ!日常生活の中に、災害への備えが自然と浸透してきていることを感じ、嬉しくなりました。

📌 ローリングストックについて詳しくはこちら(政府広報オンライン)👉 https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202103/3.html

「予算がないからできない」ではなく、「知恵とつながりでできることがある」。今日の学びはまさにその象徴でした。

自治体、地域、企業、そして私たち議員が一体となって、保育・子育て・高齢者支援の未来を創っていけることに、大きな希望を感じています。

 
 
 

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