下林町内にある高齢者の方のグループホームめいりんの里を見学しました。グループホームは、介護の必要な高齢者が共同生活を送るために個室と共用スペースを備えた小規模施設です。入居するには、認知症と介護認定が必要です。
今回の目的は、グループホームの今を知ることと、災害時の対策です。
開所して17年たつそうで、12階建て、1階2階それぞれ9人あわせて18人の方が暮らしています。平均85.6歳。男性の方が2名、10年以上こちらで暮らしている方もおられました。介護職員の方は、昼間は3~4名、夜は1名おられるそうです。私が訪問した時は、入所の方とお話されたり、手をつないて歩いたりされていました。
もし、浸水が想定された場合は、1階から2階へエレベーターで移動する避難訓練もされています。9月24日に野々市総合防災訓練があり、毎年防災訓練にめいりんの里の方が何人かご参加頂いているので今回も参加の有無を尋ねたところ、最近コロナウイルスに再び流行のきざしがあるので、施設長さんはとても心配されていました。
夕方、太平寺の卓越した俳句を作る瀬戸さんを訪ねたところ、私に教えてくれました。「人生は、楽(らく)したらいけません。いつまでも勉強して動くことです。」93歳の人生の先輩の言葉には重みがあります。
Comments