10月21日(月)ひきこもりの方の支援についての相談がありました。厚生労働省でのひきこもりの定義は、「社会的参加(就学、就労、家庭外での交遊など)を回避し、原則的には6ヵ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態を指す現象概念です。コンビニなど趣味の用事のときだけ外出するも含めて家庭のみにいる状態が6か月以上続いている人は、2%余りで、推計でおよそ146万人。石川県の人口が110万人ですからどれだけ多いか驚き、問題の深さを感じます。広義のひきこもりになってからの期間は、7年以以上の方がが21.6%と長期期間化しています。外出頻度が少なくなった主な原因(15歳~39歳の人の場合は①退職したこと②人間関係がうまくいかなかったこと③新型コロナの流行④病気⑤中学校時代の不登校などです。義務教育期間中は、小・中学校や教育委員会の保護・見守りなどの支援がありますが、その後の年齢では、当事者やその家族が相談する先がわからず、社会から埋もれる場合もあるのではないかと推測しています。 ひきこもりの方は、これまでも地域や相談でその存在がわかることがあり、対応を重ねてきていますが、これだけ潜在的にいることが推測される中、今後この問題を①誰が②どのようにまとめて③解決を模索するのかを考えていきます。
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