【野々市】いっしょに作って、いっしょに食べて――食がつなぐ地域の力
- 中村せせらぎ
- 4月10日
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4月10日(木)午前中、隙間時間を使って「せせらぎ活動報告」を地域に配布しています。
昨日の「食生活改善推進員総会」では、素敵なレシピ集をいただきました。その名も「ありがとうレシピ集」。これは、味の素グループが東日本大震災で被災した岩手・宮城・福島の3県で立ち上げたプロジェクト「いっしょに作っていっしょに食べる」から生まれた、参加型の料理教室がベースとなっています。
このプロジェクトの目的は、被災地の食生活の改善と地域コミュニティの再生。炊き出しのように「作る人」と「食べる人」が分かれるのではなく、みんなでいっしょに作り、いっしょに食べることで、自然と同じ目線で語り合える――そんなあたたかな場を作り出しています。
「食は大事」。このレシピ集では、1食あたりのエネルギーはおよそ500kcal、塩分は3g以下、たんぱく質は20g程度と、健康と栄養バランスにしっかり配慮。さらに、旬の食材や身近な食材を使うことで、1食あたりの材料費は300円以内。お財布にもやさしい工夫がされています。
とはいえ、最近は野菜をはじめ食材の値上がりも気になるところ。ですが、みんなで作って、いっしょに食べ、語らいながら健康を目指せる場があること自体が、何よりも豊かな時間なのではないでしょうか。
そして、地域の話題をひとつ。「にぎわいの里ののいち カミーノ」では、5月に向けて、お子さんが大きくなって使わなくなった五月人形やこいのぼりを募集しています。大切にされてきたものを、次の世代につないでいけたら素敵ですね。
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