【野々市】【羽咋市】つながるご縁、つなぐ想い―にじいろエイドでの一日

　4月24日（木）午前、能登半島地震で被災された方々の交流を支援するため、野々市で設立された支援団体「にじいろエイド」のカフェ運営をお手伝いしました。このカフェは月に一度開催され、先月は途中参加でしたが、今回は荷物の運び入れから関わりました。

お水やお茶の準備、ハンドマッサージ用のスペースづくり、机の配置換えなど…。今回は多くの方がお手伝いに来てくださったおかげで、9時からわずか30分ほどでセッティングが完了しました。ペットボトルのお水も重く、人数の力が本当にありがたく感じられました。

また、事前準備も大切な仕事です。パン屋さんで「きなこもっち」というパンを買ったり、配布用のティッシュを受け取りに行ったり、リーダーの方は計画から細やかな準備まで、本当に大変です。

そして、この日一番うれしかったこと。カフェに来られた被災者の方の中に、かつて私が北陸朝日放送で記者をしていた頃に取材した方のご家族がいらっしゃいました。「せせらぎさんって、妊娠しながら取材に来てくれた方ですよね」ーなんと30年近く前のことを覚えていてくださいました。

ご主人が獣医さんで、当時能登まで取材に伺ったこと、ご支援のお手紙をいただいたことも思い出しました。娘さんが今回の震災で被災され、野々市に避難してこられたとのこと。まさに“ご縁”を感じる瞬間でした。

声をかけてもらえたのも「せせらぎ」という名前のおかげ。名前に、そして当時の出会いに、改めて感謝しています。

午後からは、野々市市食生活改善推進協議会の研修会に参加。薬剤師の先生から漢方の歴史と考え方について学びました。2023年度の国民1人あたりの医療費が39万4000円になったというお話や、ミネラル不足の警告を受け、改めて食生活の大切さを実感しました。

現代食品の三大欠陥①水煮食品の増加②精製食品の増加③リン酸塩使用の増加

これらに注意し、日々少しずつでも食生活を見直すことが大切。「私たちの健康は私たちの手で」ー食改さんのキャッチコピーを思い出しながら、健康づくりへの思いを新たにしました。